レポドラ日記

岐阜善光寺の恒例行事“きゅうり封じ”とは🥒

2020年07月16日(木)


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ドラ魂キング
"ふしぎ発見 THE LIVE"

木曜日は山本がスタジオからお届け(=゚ω゚)ノ

このコーナーは「地元応援」と題して、
この地域のスポットを紹介していますが、

今日は
「きゅうり封じ」をご紹介🥒

みなさんはご存じですか?

実はこの"きゅうり封じ"、
岐阜市にある岐阜善光寺で行われている恒例行事✨

今年は7月23日に行われるのですが、
"きゅうり封じ"の日が近づくと
お寺の門の前には高さ5メートルもの
大きなきゅうりのオブジェが飾られます!


いったい"きゅうり封じ"とは何なのか、
岐阜善光寺
住職 松枝 秀乗
さんに伺いました(*‘∀‘)



ずばり、きゅうり封じとは!
きゅうりに悪い力(邪気など)を封じ込めて、
病気平癒・健康を祈る夏を超すための行事🥒


具体的には、、
参加されるみなさんに
きゅうりを持ってきてもらい、
"護符"という小さなお札のようなものを
きゅうりに埋め込んで
ご祈祷してくださいますm(_ _)m


きゅうりは返してくださるので、
家に持ち帰って身体の不調なところを
きゅうりでさすって、
土に埋めるか川に流して
腐ってなくなるようにしてください、
とのことです(@_@)🥒~

食べちゃダメなのかなと思いましたが
食べるとせっかく封じ込めた邪気を
体の中に入れてしまうのでNG🙅🥒


納得です💦



でも、
そもそもどうしてきゅうりなのかというと…

諸説あるそうですが、
きゅうりを立てた姿🥒が影に似ているので、
自分の身代わりになってくれるという説や

きゅうりを輪切りにすると種が輪に並んでいますが、
それが"転法輪"という
お釈迦様が説法する姿をシンボライズしたものに
似ていることから、
きゅうりの中には"お釈迦様がいる"
言われている為だという説もあるんだとか!!


このきゅうり封じ、歴史は古く
日本では1200年前に始まったと
言われているそう😲
こちらも諸説ありますが、
元々中国でやっていたのを
"弘法大師空海"が日本に広めたそうです!


岐阜善光寺では明治時代まではおこなっていて、
一時途絶えていたものの、
1973年に復活して以来、毎年開催しています。

私は今回初めて知りましたが…
西日本を中心に
真言宗のお寺でしかおこなっていないので
珍しいそうですよ(*^^*)


どのくらいの方が参加されるかというと
集まるきゅうりの数は
約1000本🥒🥒🥒🥒🥒🥒

(まとめて家族の人数分のきゅうりを
持ち込まれることもあるそうなので
正確な人数は分からないそうです)


そして、
コロナウィルスの影響もあって
開催自体迷われたそうですが、

こういう時だからこそ
ふと手を合わせたり
自分の体を見つめなおす機会ににていただきたい
善光寺としてもできることをしたい
という思いで開催に踏み切ったそうです。

ご祈祷を受ける際はマスクの着用をお願いしたり、
消毒を設置したりとできる限りの対策をするそう。

どうしても来るのが難しいという方は、
"護符"を埋め込んだきゅうりを郵送してくださいます🥒

郵送の場合は
きゅうり封じ当日17時頃に
お名前を読み上げて
しっかりご祈祷してくださいますので
その時間になったら手を合わせてくださいね。

気になった方はお早めにお願いします!

松枝さん、ありがとうございました!!
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