美濃市といえば・・
「美濃和紙」✨
その美濃和紙について、見て・触れて・体験することができる
「美濃和紙の里会館」にお邪魔しました!
お話を
学芸員の須田さんに伺いました🎤
ここ
「美濃和紙の里会館」は・・
美濃和紙の
歴史や製造工程、紙すきに使う道具などを
映像とともに分かりやすく紹介する展示室や
和室と
洋室の生活空間の中で、
和紙をどのように取り入れるかを提案してくれる
展示室などがあります♪
座布団も和紙!
お箸カバーも和紙!
テーブルクロスも和紙!
ブックカバーやコースターまでも和紙!!
いたるところに
和紙が使われています😻
日常の中に少し和紙を取り入れるだけで
ほっと落ち着く空間が作れるんですね。
和紙の魅力を再発見(*'ω'*)
他にも、和紙で作られた雑貨などの販売や
年に数回、紙に関連した企画展も開催されています✨
改めて、
「美濃和紙」とは・・
楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)という
木の皮の繊維を材料に作る紙のこと。
特に
楮で作られる紙は
高級な障子紙に使われています✨
これが
楮!
そんな美濃和紙の歴史はというと・・
岐阜県は「美濃の国」と「飛騨の国」の二つに分かれていました。
約1300年前の美濃の国では
すでに紙が作られていて、それが「美濃紙」の始まりです。
一番古い美濃紙だと言われており、
奈良の正倉院に保存されています!
美濃の国で取れる楮は質がとても良く、沢山取れました。
また、他の紙に比べて
見た目にも美しく、丈夫ということから
日本だけでなく当時の中国にまで
その素晴らしさが伝わっていきました。
しかし戦後、
障子にかわってカーテンやガラスを使うようになったり
和傘から洋傘になったりと
和紙の需要・生産が減ってきてしまったんです。
でも2014年に
ユネスコの無形文化遺産に登録されたこともあり
和紙の良さが再認識されるようになりました✨
美濃和紙は、
光に透かしたときにすきむらが無く
塵が少ない!
そして
薄くて丈夫な和紙なんです!
そんな美濃和紙作りがここでは
体験できちゃいます♪
美濃和紙の材料である楮100%の原料を使った
紙すき体験にチャレンジしました!
ここからはスタッフの日比野さんに教えていただきました!
丁寧にちり取りをした楮、トロロアオイ、水。
これらを混ぜて作った液体(紙料)が大きな容器に入っています。
スケタという木の枠を両手でしっかりと持ち
水面に対して直角になるように入れます。
手前から紙料をくみ上げ
すばやく向こう側に捨てます。
これを3回ほど繰り返した後は
横ゆり!
再び紙料をくみ取り、スケタから紙料がこぼれないようにして
左右に4~5回ゆすり、残った紙料は向こう側に捨てます。
次は
縦ゆり!
同じようにすくった紙料を
前後に4~5回ゆすります。
ゆする時、スケタから紙料がこぼれないようにするのが
結構難しい!!
バランス感覚が問われます・・!
このような工程を繰り返すことにより
薄い層が出来上がり、
それを
乾燥させることによって和紙が完成するんです✨
約20分で出来上がりました♡
自分で作った和紙✨感動です😻
出来上がった美濃和紙を用いた
オリジナルの照明やついたてを作ることも
できるそうですよ♪
美濃和紙の魅力を再発見できる「美濃和紙の里会館」
これから始まる夏休みの工作などにもいかがですか?(*'ω'*)
須田さん、ありがとうございました💛
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6/19(水)ドラ魂キング内16時45分頃~
「美濃和紙の里会館」
岐阜県美濃市蕨生1851-3
TEL:0575-34-8111
レポートドライバー 當山日和子🐤
※通常は撮影NGですが
特別に撮らせていただきました。