レポドラ日記

岐阜の老舗帽子屋さん👒💕

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季節は春!
新生活・新入学のシーズンですね🌸

花壇には色とりどりの花が咲き景色に彩を添えますが…
4月に入ると、もう1つ!
街中に黄色を中心に元気いっぱい華が咲きます♪

今日のよりどり中継は
幼稚園児や小学生の通園・通学帽を作り続ける帽子屋さん✨
岐阜県岐阜市にある
「河田製帽」へ(o^ ^o)💕



畳を敷いた工場には、ミシンの音が響いていました♪


河田製帽 の
河田 俊佑さん
帽子職人 牧野 正江さん にインタビュー🎤✨


「河田製帽」
主に帽子の製造・卸売りをしている会社👒

始まりは1887年(明治20年)💡
当時の岐阜市のメインストリートであった美園町に、
小さな帽子専門店「河田帽子店」を創業したのが始まり(o^ ^o)

2月ごろから入学式までの今の時期は、

学校の黄色い帽子赤白帽子など
学童帽子の取扱量が多く最も忙しい時期で
岐阜市内の通園・通学帽のシェアの約9割を取り扱っています✨

注文の大半は既製品ですが、
現在も毎年50校(園)からは
校章などが入ったオリジナルの帽子の注文が入るそう💗





制服と同じ生地を使った帽子
緑色などの色の指定も違うため
それぞれの要望にあわせ手作業で縫い上げていきます☀








しかし、かつては常時5人ほどいた職人も
現在は牧野さんを含み2人だけ…。

それでも、オリジナルの帽子にこだわり

いまでも熟練の手で
一つひとつ思いを込めて丁寧に作っています!



帽子職人の
牧野 正江さん
半世紀以上にわたり帽子を作り続けてきました🌼🌷

帽子特有の曲線をきれいに出すのは
洋服の仕立てよりも難しい
とされますが、
牧野さんは生地の継ぎ目に数ミリのズレも許しません。



作業中も常に笑顔の牧野さん💕
喜んでくれるかな…♪
とお子さんのことを想いながら作業をしているそう🌸

また、街を歩くと 通園バスの窓越しに、
見覚えのある帽子を見つけることが…!(o^ ^o)✨
帽子を作っていてよかったなぁ…
その瞬間とっても嬉しくなるんです💗

と笑顔で話してくださいました💕

しかし、近年の帽子業界を取り巻く環境は
大きく変わってきています。

生産の海外移転、輸入増加により
町の帽子専門店は激減…。

以前は 河田製帽の近くにも協力工場が何件もありましたが
いずれも高齢化担い手不足により、閉鎖する工場が相次ぎ
今では数えるほどしか機能していないんだとか…。

一方で、色や形、柄、素材にこだわった
オリジナルの通園・通学帽には、根強い人気があり

業者の少なさから東京都内の小学校などからも
注文が入るようになったそうです!






新入学のカラフルな学童帽🌸
春の何気ない風景だと思っていましたが

その後ろには職人さんの想い
たくさん詰まっているんですね(o^ ^o)


河田さん・牧野さん
ありがとうございました💗







 
河田製帽株式会社
岐阜市美園町2丁目1番地
電話:058-262-5161



レポートドライバー 🎀 清水藍


 
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