森田監督はツンデレ
森田監督と
石川主将にお話を伺いました。
選抜が決まった時は「待ちに待った!」という様子だったと森田監督。
昨年の秋の大会で優勝をしているので、東邦高校野球部の選手たち選抜の出場を確信していたようでした。
そして、出場が決まった時は
喜びが爆発。
「
顔をくしゃくしゃにして飛び上がって喜んでいた」と語る森田監督の表情もどことなく緩んでいました。
監督の胴上げも行ったそうで、チーム全員で出場への喜びを共有していたようです。
昨年のチームについて、森田監督は「攻守バランスの良いチーム」と評価をしていましたが、
今年もバランスの良いチームであると太鼓判。
更に、
「その中で石川、熊田が引っ張っていっている」という評価も。
主将の石川選手は「あまり褒めてもらったことはありません・・・」と照れ笑い。
森田監督のツンデレ攻撃を受けた様子でした。
辛いときこそ笑顔。パワーの原動力。
そんな石川選手にもお話を伺いました。
主将から見た今年のチームの特徴は
「辛い時こそ笑顔で乗り切ることができる」ということです。
例えば、今日は100段ある階段を駆け上がるトレーニングをしていましたが・・・
肉体を追い込むトレーニングですね・・・。
ですが
駆け上がる選手の表情は笑顔。
理由を石川選手に問いました。「笑ってないとやってられないですよ」。
練習では毎回、反省会を行い、次回の練習で課題を克服。そしてまた反省会で課題を見つける、という
1回1回の練習を大事にして取り組んでいるそうです。
着実に力をつける東邦高校野球部。
大会まで残り1カ月ですが、それまでに更に強くなった逞しい姿を見ることができそうです。
第91回選抜高等学校野球大会は3月23日(土)にスタート。
夢の舞台まであと少し。春の甲子園での彼らの熱いプレーが楽しみです。