レポドラ日記

「かなうわバット」であの子の願いも叶うわ?

2019年01月09日(水)

レポート

1月19日、20日には大学センター試験が控えていますね。
合格するように、応援したい!
ということで、縁起物を探していたところ、岐阜県にある下呂温泉合掌村で「かなうわバット」という商品を見つけました。

輪が落ちない。受験も落ちない!




岐阜県にある下呂温泉





足湯、温玉が乗ったソフトクリームや温かいプリンを食べたりと下呂温泉を満喫・・・^^

そんな下呂温泉の中にある複合文化施設「下呂温泉合掌村」。



国指定重要有形民俗文化財「旧大戸家住宅」をはじめ、白川郷などから移築された合掌造りの家屋10棟で集落を再現し公開している野外博物館です。

こちらで2001年から販売されているのが縁起物の「かなうわバット」。



どんな商品なのか?
企画をされた河原良昭さんにインタビューしました。

「かなうわバット」は、東濃地方のヒノキを使った野球のバット型のお守り
高さは約30cmで、身に着けるお守りにしては大きすぎるお守り。
勉強机や神棚に飾るようです。



グリップの所にあるリングが「かなうわ」的要素。

輪の直径がグリップエンドよりも小さいため、絶対にバットから落ちないんです。
リングがバットから抜け落ちないことから、「(受験に)落ちない」「難関に打ち勝つ」という意味が込められています。

販売される前には、下呂温泉内にある由緒あるお寺「温泉寺」でご祈祷も受けているんですよ。

バットから外れないのにどうやって通したの??
実はこのリングは、1本の木からバットをつくる過程で削り出しているんです。
まさに職人技。これは叶うわ。

 

3万本、全て河原さんの手書き


このバットには願い事が手書きで書かれています。



「合格」「夢」「健康」「幸せ」「恋」「夫婦円満」の6種類。


力強く美しい文字ですね。
なんと、この文字は全て河原さんが書道の師範の腕前を活かした手書き!

2001年にかなうわバットの販売を開始し、3万本を書いたそうです。
職人技で作られたバットに書き損じはできない・・・と集中する為、書く時は常に一人の空間。部屋には誰も入れず、集中して書き上げます。
3万本のうち、書き損じた数はなんと0!
また、曲線を描いたバットに文字を美しく書くのは至難の業です。
バットを持っている左手でバットを微妙に回転させ、書いています。

バットの製作もしかり、文字も職人技。これは叶うわ。
 

あの子の為に・・・。ネット販売も実施中!


もともと加子母地区の工芸所が作っている「ミニチュア野球バット」を合掌村のオリジナル商品に出来ないか、頭をひねって生まれたかなうわバット。

河原さん、ほとんどボランティアのような形で文字入れを続けているのは、毎年、受験シーズンが終わると「かなうわバットのおかげで合格した」という電話や手紙が届くから。
それは「努力があったからですよ」と伝えるそうですが、お礼を言われるのはとても嬉しいし、やる気がでますね、と嬉しそうに語ってくれました。

昨年はこれまで手掛けていた職人が体調を崩したため、販売の継続が危ぶまれていましたが、下呂市内で新たな職人さんに制作を依頼し、昨年12月始めから、改めて名入れと販売を行っています。
今年度分は用意した800本のうち、既に400本は売れているという人気っぷり。




お客さんは、自分の為に買うのではなく、孫の受験の為、子の為に買っていかれる方が多いそうです。

下呂温泉合掌村の名物「かなうわバット」。
頑張っている誰かの為に、応援の気持ちとして送ってみてはいかがでしょうか。

 

「下呂温泉合掌村」
岐阜県下呂市森2369番地
TEL 0576-25-2239

「かなうわバット」
1本3,000円。ふさ、スタンド付き

1/12(土) 合掌村内で無料の「名入れサービス」を実施。
普段は200円かかる「名入れ」だが、当日は無料。
河原さんがその場で名入れをしてくれる。

合掌村のホームページでインターネット販売も実施中!
 
関連記事
県下最大級!⚾ベースボールフィールドトゥーフューチャー⚾ 中古農機具の買取・販売は「日本中古農機組合」まで✨ 水処理のことは、オルガノ! レポドラ當山、卒業中継はウクレレを弾き語る💖 TV、ネット、電話サービス、スマホのご相談は「スターキャットプラザ 則武新町」へ🌼

番組最新情報