牛乳を固める酵素がイチジクにもある!
安城農林高校2年生の仲良し3人組にインタビュー!
(左から、
正岡詩音さん、溝田千陽さん、田尾小百合さん)
まず、チーズは一般的に、牛乳に、牛乳を固める
「レンネット」というタンパク質分解酵素を混ぜることで、牛乳が固まってチーズになります。
このタンパク質分解酵素は、パイナップルやキウイなどの南国フルーツに良く含まれていますが、安城市の特産品である
イチジクにも含まれている!
イチジクを
ペースト状にして、牛乳を混ぜ合わせることでチーズができるそうです。
チーズもイチジクも嫌い!?でもこのチーズは美味しい^^
イチジクの酵素からできたチーズがこちら!
モッツァレラチーズ!
見た目も感触もモッツァレラチーズそのものですが、よく見ると
イチジクの粒々が見えます。
チーズの独特の香りをあまり感じないので
チーズが苦手な方も食べやすいです。
食べてみると、イチジクの香りが広がりますが、甘くはない!
アクセントをつけつつ、いろんな料理に合いそう!
実は千陽ちゃんはイチジクもチーズも苦手・・・。でもこのイチジクから作ったチーズは食べるんだとか^^
また、レンネットは微生物やカビから作られることが多いのですが、イチジクのチーズは
牛乳と果物のみ!なので
添加物がなく体に優しいんです。
美味しく食べてもらえるように、とチーズを用意してくれました^^
先生がイチジクから牛乳を固める酵素を発見したことをきかっけに2年前から始まったこのプロジェクト。
改良を重ねて5時間かけて作っていたチーズを、風味や味を落とさずに
30分~40分ほどで作れるようになったそうです。
これを高校生がやっている!驚きです。
今は商品化を目指し、品質の安定化などに力を入れているんだとか。
これからが楽しみですね^^