レポドラ日記

日本と違う?西洋のからくり人形を感じる企画展

2018年08月31日(金)

レポート

三重県菰野町にあるパラミタミュージアムに行って来ました。



こちらのパラミタミュージアムは、池田満寿夫の陶彫「般若心経シリーズ」を常設展示しており、他にも様々な企画展を行っています。
そんなこちらでは、9月30日まで、西洋のからくり人形を見ることができる、というこでお話を伺いました。




学芸部長の湯浅英雄さんにインタビュー
(最近、湯浅さんはバイクにハマっているそうです^^)

8月3日から行われている「英国自動人形展 オートマタ・アナログの美」



「オートマタ」とは、「西洋のからくり人形」を指す言葉で、自動で動く機械仕掛けの人形として広く知られています。
現代を代表するイギリスのオートマタ作家の作品と、更には図面やスケッチなど135点を紹介しています。



また、イギリスの現代オートマタ作家として活躍中の今年で70歳になるポール・スプーナーさんの作品を中心に、約80点のオートマタを見ることができます。



そして、やはりこの展示会のポイントは、「西洋の」からくりということ!

日本でからくり人形と言えば、江戸時代に作られた「茶運び人形」やお祭りの時の山車のうえで動くからくり人形などの「芸能」をイメージされますが、西洋のからくり人形は「人間生活の一コマ」

ほとんどの作品はボタン一つで動かすことができるんですよ。

ヤギがバスタブを馬に見立てて乗馬をしていたり・・・


ガイコツが自転車に乗って、犬から逃げたり・・・


ヒト型の人形だけではなく、かわいらしい猫やヤギなどの動物たちがカタカタと動いて、ちょっとしたストーリーを繰り広げます。ですが、イギリス人らしく皮肉やユーモアを込めた「日常の不条理」がテーマとなっています。

また、西洋からくり人形は、からくりの内部や仕掛けがオープンになっているので、目に見えるということも魅力の一つです^^

また、「機構模型」というものも展示してあります。



歯車、カム、クランクなど、機械仕掛けをわかりやすくした模型もありますよ。



一見単純そうに見えますが、高度な技術が駆使されている!
機構模型で学んだ後に、からくり人形を見ると、より一層からくりを楽しめます^^

ずっと見ていたくなりますね。

からくり人形の魅力に操られました^^

 

「パラミタミュージアム
三重県三重郡菰野町大羽根園松ケ枝町21−6
TEL 059-391-1088

「英国自動人形展 オートマタ・アナログの美」
9/30まで開催
 
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