今日は三重県尾鷲市向井に
行ってきました♥
こちらには昔から食べられている
ご当地の薬味があるんですよ★
詳しいお話を
向井の里 代表の
黒 俊人さんに伺いました
♪
尾鷲市向井地区に昔からある
薬味とはズバリ!!
「虎の尾」という
青唐辛子です
♥!
長さ20センチほどの
細長い唐辛子で
辛みは強いけど
爽やかな辛みと香りが特徴です
漁業が盛んな三重県尾鷲市では
昔から
漁師さんたちが船に
この青唐辛子を常に載せていて
獲った魚を刺身にしたら
その唐辛子と一緒に食べていたんだそうです!!
お刺身と言えばワサビ!
と私たちは考えますが
これは尾鷲が山と海に囲まれていて
昔は流通事情が悪かったため、
ワサビを手に入れるのが難しかったので
この青唐辛子を刻んだものを
ワサビの代用品として使っていたんだそうですよ
♥!
なので黒さんも昔から、
今もお刺身と一緒にこの
虎の尾を刻んで
一緒に食べるんだそうです
★
私も頂きましたが
食べたとき
ピリッ⚡と
強い辛みを感じますが
嫌な辛さではなくて
爽やかで
すっと抜けていくような辛みでした
♥!!
美味しい辛み♥!!
美味しい!!
驚きました!!!
他にも
おそうめんの薬味として使ったり
お味噌汁や
カレーの
隠し味に!!
(カレーの辛みとはまた違う
辛さが良いアクセントになるんだとか!!)
魚の煮つけに1本入れたり
★
(魚の臭みがとれる!)
お酒を飲むときには
丸ごと焼いて
地味噌を付けて
食べるんです!!
お味噌と合う、、、
♥
こちらも、ずっと食べてると
もちろん辛みが増していきますが
お酒とちょこっとずつ
食べていたらお酒が
進みそうですねぇ★
辛いけど、なんだかもう一口
食べたくなってしまうんです♥
なんにでも使えるんですね!!!
そしてこの
「虎の尾」は
昔から皆さんにそう
呼ばれていたわけではないんですよ!
前の尾鷲市長さんが
「この尾鷲市向井地区の伝統野菜である
青唐辛子を地域の特産品にしよう!
地域おこしに使おう」と言って
黒さん含めた
向井の里の会員9人で
改めて畑で栽培を始めたんです!
「虎の尾」という名前は
唐辛子の先端の曲がった形が
「虎の尾っぽ」に
似ていることから名付けなれました
♥
くるんとなっていますね
★
唐辛子は
毎年同じ畑で同じ野菜を育てる
「連作」には適していない為
毎年畑を変えながら栽培しているんだそうです!
そして
唐辛子の辛いエキスを
カメムシが好きな為
病気などの被害もあるんです、、、。
辛いから虫が
寄ってこなさそうですが
好きなんですね、、、。
なるべく農薬を使わないように
頑張って育てているそうです!
今年も、
6月末から収穫を開始♥
もうすぐ出荷もスタートするそうです!
ハサミで1本1本丁寧に摘み取り
毎年、合計1トンほどを収穫!!
毎年収穫は11月頃までです!
今年の出来は良くて
例年通り今年も1トン程
収穫の見込みがあるそうです
♥
地元のスーパーなどに出荷し
尾鷲観光物産協会などにも少し出荷しているそうです!
皆さんにもこれを機に
この夏は虎の尾を食べて
ワサビの辛みとはまた違った
爽やかな辛みを
楽しんでいただきたいです♥