レポドラ日記

東海三県初!碧南に内陸型ビーチコートが登場

7月1日、愛知県碧南市にオープンする「碧南緑地ビーチコート」。

ビーチバレー、ビーチサッカー、ビーチテニス、ビーチハンドボールなどのビーチスポーツに利用でき、ナイター設備も完備した、国内的にも珍しいこの施設を取材しました。

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東海地方初のビーチスポーツ専用施設



お話を伺ったのは、碧南市教育部スポーツ課の平澤さん。
お忙しいところありがとうございました!

7月1日にオープンする、この「碧南緑地ビーチコート」は、日本最大級の内陸型ビーチコートで、碧南市が整備を進めてきたビーチスポーツ向け施設です。



ビーチバレーコート6面が利用可能で、同じコートを利用してビーチサッカーやビーチテニス、ビーチハンドボール、スラックラインにも利用可能。

日本ではビーチバレーなどのビーチスポーツでは、海水浴場や海岸の一部にポールを置き、そこに線を引いてコートとして利用することがほとんどでした。
全国的に見るといくつか専用設備もありますが、東海三県では初の施設なのです。
ビーチバレーはオリンピックの正式種目になっていますが、日本でのビーチスポーツの普及はまだまだ。

碧南市では3年前、市内にトヨタ自動車ビーチバレーボール部が発足しました。
この7月に専用の練習コートができるタイミングで、碧南市でも「ビーチスポーツを盛んにしよう!」と新設されたのが「碧南緑地ビーチコート」です。

碧南市ではこれをきっかけにビーチスポーツ人口を増やすだけでなく、国内外の試合を誘致し、最終的には「ビーチスポーツといえば碧南」と言われるまでに発展させていきたいとのこと!

だからこそ、こだわりにこだわって作られた碧南緑地ビーチコート。
その最大の特徴はコートの砂です。



こんなに白くてサラサラ。
この砂はオーストラリア産の「珪砂」と呼ばれる特別なもので、サラサラなので身体にも付きにくいんです。
さらに熱を持ちにくく、気温が高い日でも裸足で大丈夫なんだとか。

施設を作るにあたって、2017年ビーチサッカーFIFAワールドカップにも出場した日本代表キャプテンの田畑選手からもアドバイスを受け、コート完成後に見てもらったところ、「日本では最上級のコート」とお墨付きをもらったとのこと。

また、ナイター用の照明も完備されています。
こうした設備がある施設は全国でも本当に少数です。
その他、大会などの開催に必要な音響設備も完備しています。

一般的な貸し出しは7月1日からですが、すでに試験的な運用は行われていて、6月3日にはビーチバレー国体の愛知県予選が行われました。

また、地元の碧南工業高校の男子バレー部の皆さんも練習で利用しているということで、今回の中継には3年生の岩崎くん、熊谷くん、桐生くんにも出演していただきました。



碧南工業高校男子バレー部は、昨年から夏にビーチバレーを行うようになったそうですが、その時は隣の半田市にある亀崎港で、自分たちでコートを立てて利用していたそうです。

コートをしっかりと立てようとするのも大変だとか。
さらに海に面したことが災いし、貝殻などが足に刺さってしまい痛くてプレーできない!なんてこともあったのだとか。

今回オープンするビーチコートではそんな心配もなく、砂もサラサラ、肌ざわりも良いとのこと!



他の浜辺の砂と比べてみると一目瞭然ですもんね…!

こちらのビーチコートは市民優先ですが、市民以外ももちろん利用可能ですよ!
既に予約も始まっており、バレーコート1面2時間800円から。
ナイター設備は2時間600円の追加で利用できるそう。
これなら気軽に利用できそうですよね。

良い施設は選手を育てるために大切ですし、これを機会にビーチスポーツを始めてみるのもいいかもしれません。
碧南緑地ビーチコートをきっかけに、ビーチスポーツにも注目していきましょう。
(松本結花)
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2018年06月06日16時46分~抜粋

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