レポドラ日記

正解がないスパイス。それを自由に作れるイベントが開催中

2018年05月30日(水)

レポート

高浜市やきものの里かわら美術館で、6/17までスパイスを作ることができるイベントが行われているそうです。
こちらのイベントは、全国で活躍するカレーのプロが監修したのだとか。
実際に作りに行ってみました。

瓦の美術館で、スパイスのイベント?



高浜市やきものの里かわら美術館 事業部の市原陽子さんにインタビュー

高浜市やきものの里かわら美術館は、生産量日本一を誇る「三州瓦」の中心的な産地・高浜市にある、日本で唯一の瓦をテーマにした美術館です。

瓦の美術館で、スパイスのイベントを行う・・・その理由は「シルクロード」にありました。

瓦はシルクロードを通って流通をされていました。そこで、シルクロードをもっと身近に感じてもらおうと、現在こちらの美術館で「シルクロードの甍展」が開催されています。

しかし、日本人の私たちにとって、シルクロードはいまいち馴染みがない・・・ということから、シルクロードを経て世界中に広がっていったものを使って、展覧会と同時にイベントを展開しよう、と考えました。

シルクロードといえば、絹やスパイス。

今回はスパイスに焦点を当てたんですね。
スパイスを「見て・香って・楽しく学ぶ」ことができるスパイスの展示イベント「高浜スパイス研究所」ができました。

改めて、スパイスって何・・・?


高浜スパイス研究所は、高浜市やきものの里かわら美術館2階のロビーにて開催中です。

監修をてがけたのは水野仁輔さんという専門家。
水野さんは「カレー専門の出張料理人」として全国で活躍し、「カレーの教科書」など45冊以上もの本を出版している「カレーのプロ」



ビンに入った50酒類のスパイスがずらーり!


豆のようなものや


乾燥したネギのようなものも

スパイスって、カレーに使うスパイシーな粉状のものだと思ってたけど違うんだ・・・?料理初心者の私にとっては衝撃的な光景でした。

スパイスは植物!木の実や葉、根っこがスパイスになります。
様々な香りをつけるだけでなく、臭みも取るし、パエリアのように色もつけれくれる優れもの。

実はケチャップやマヨネーズにもスパイスが使われている

スパイスはとっても身近な食材だったんですね。


こちらのイベントではスパイス以外に、パネルも展示してあります。





それぞれのスパイスの名前・歴史や基礎知識・効果・用途などが表示されているので、更にスパイスについて学ぶことができますね。

 

スパイスを作ってみた!


では、今回のメインのスパイス調合体験。

展示されたビンの香りを嗅ぎながら、好きな香りや色を探します。
そこから実際に調合していきます。
配合の仕方は人それぞれ。自由に自分の好みの香りを追求できます。

誰でも気軽に楽しめるように、カレー、グラノーラ、紅茶の基本レシピが用意されていますよ。



今回私は、レシピにある紅茶を作りました!

まず、2種類のスパイスを用意して



1つポチ袋に。



もう一つをポチ袋に。



完成。

驚きの簡易さ。


配分は「自分の好み」
香りを嗅ぎながら、自分の好きな配分で調節します。
レシピでは2種類のスパイスを使うように書いてありますが、自分の好みでスパイスを増やしてもOK。

簡単だけど奥が深い。


また、このイベントの開催に併せて、高浜市内の4店舗でスパイスを使った特別メニューを販売中です。



私も「ローズマリーパン」と「ピンクペッパーが彩る♪ グレープフルーツとシーフードのマリネ」を頂きました。

ローズマリーはとにかく香り高い!上品で大人の味です。
マリネは味に深みが出ていました!

こちらも併せて楽しみたいですね。


今回で、意外と身近だということがわかったスパイス。
学びのシルクロードを渡ることができました。

 


「高浜市やきものの里かわら美術館」
愛知県高浜市青木町9-6-18
10時~17時/月・火定休日

「シルクロードの甍展」「高浜市スパイス研究所」
6/17(日)まで開催
展覧会の入場料 高校生以上300円、中学生以下無料
オリジナルスパイス作りは入場料+200円

 
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