レポドラ日記

伝統と新しさ☆大垣の水まんじゅう!

大垣を代表するお菓子・水まんじゅう♥
明治時代に生まれた伝統のあるお菓子のこだわりと最新情報♪

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岐阜県大垣市の老舗和菓子屋さん
金蝶園総本家 大垣駅前本店にお邪魔しました!


大垣といえば水の都
市内には湧き水スポットがたくさんあって
それをわざわざ遠い所から来て汲んでいる人も多いそうですよ♪
そんな大垣を代表するお菓子こそが 水まんじゅう
夏のイメージが強い水まんじゅうですが
もう既にこの時期から味わえるんです♪


8代目の北野英樹さんにインタビュー♪

金蝶園総本家さんは創業寛政10年(西暦1798年)
200年以上の歴史がある老舗中の老舗・和菓子屋さんです。
大垣駅すぐの本店の外で売られているのが水まんじゅうです♥
水質調査も行われている敷地内の井戸水を使って冷やされている水まんじゅうは
見た目も涼やかですよね!

古くから大垣は良質な地下水が豊富な事から、水の都と言われており
この名水によって明治時代の初めに生まれたのが
大垣名物「水まんじゅう」

冷たい地下水に漬けて冷やすよう水に強いわらび粉を混ぜ
柔らかく炊き上げた生地を陶器のお猪口に流して
中にこしあんを詰めて固めたものです。

あっさりとした餡の甘さとつるりとした食感が特長
店頭の水槽の中、お猪口に入った水まんじゅうが
冷やされる姿は水の都大垣の夏の風物詩ですよね!
餡にも生地にも大垣の美味しい水がたっぷり使われているそうですよ!

もちろん夏のお菓子の水まんじゅう♪
登場した明治時代には冷蔵庫がなかった為
暑い日にアイスクリームなどの冷たいお菓子は食べることができませんでした。
そこで、大垣の豊富な地下水で冷やして食べる水まんじゅうが誕生しました。

しかし、最近では3月末から発売開始しているんです!
年々発売は早まっていたそうですが
10数年前から客足の伸びる桜の時期に合わせて発売するようになったのだとか。

中にこしあんが入っているものが一般的ですが
最近は色んなものが発売されています。
こちらのお店では月替わりで旬の果物を使用した水まんじゅうを発売しています。
5月はいちご餡でその後はびわ餡、桃餡、葡萄餡、いちじく餡と様々♪
他にも珈琲ソーダ&レモンなどなど!
見た目も楽しめます☆

そんな水まんじゅうは実はとっても繊細なお菓子
時間がたつと食感がどんどん変わっていってしまいます。
そのため、店頭に並べる際も大変注意しているそうです。
なるべく作り置きしないようにし、
更に30分以上水に浮かべないように
客足を見ながら並べる量を調節していましたよ!


おうちに持って帰った際は冷やしすぎに注意!
食べる直前に砕いた氷などで冷やすのがオススメだとか。

やはり地下水で冷やしたものを店頭で食べてもらうのが一番おすすめ☆
こちらのお店では店内で味わえますよ♪


私もお店で頂きましたがとっても美味♥
食感がぷるん!つるん!もちっと!
餡も甘さ控えめですがうまみたっぷりで最高でした…!


このおいしさはやはり大垣でしか楽しめないので
是非大垣の地で、水まんじゅう味わってみてください♪

☆松本結花★
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