夏も近づく八十八夜♪
春分から数えて88日目の今日は「八十八夜」。
歌詞にも「あれに見えるは茶摘みじゃないか」とあるように、この時期はお茶畑で茶摘みが始まる季節でもあります。
そこで今日は、お茶で有名な西尾市に行って、西尾の抹茶について伺ってきました。
西尾の抹茶の特徴は黒!
![](https://dqqyksukcoz0h.cloudfront.net/files/user/201805021911_1.jpg?v=1525294828)
左から
西尾市観光協会・常務理事の森隆司さん
ヤマフジ製茶の稲垣宏紀さんにインタビュー
矢作川が近いことによる快適な湿度
水はけが良い地面、温暖な気候、
というこの3つの条件が重なり、
西尾市では美味しい茶葉が育ちます。
そして西尾市は全国でも珍しい「抹茶に特化した生産地」!
西尾市の抹茶は全国生産量のおそよ3割を占めています。
今日お邪魔したのは西尾市にある稲荷山茶園公園。
![](https://dqqyksukcoz0h.cloudfront.net/files/user/201805021911_2.jpg?v=1525294828)
こちらから、茶畑が一望できます。
公園周辺の茶畑の広さはおよそ100ha。
名古屋ドームおよそ20個分の広さ!
![](https://dqqyksukcoz0h.cloudfront.net/files/user/201805021911_3.jpg?v=1525294828)
しかし、見えるのは緑ではなく黒・・・
黒いシートに覆われています。
![](https://dqqyksukcoz0h.cloudfront.net/files/user/201805021911_4.jpg?v=1525294828)
この理由は、抹茶にありました。
抹茶の原料「てん茶」
抹茶の原料となる茶葉がてん茶です。
てん茶とは、私たちが普段飲む煎茶の原料となる
一番茶の茶葉を摘まずに黒いシートで覆い、
おそよ1カ月ほど直射日光を当てずに育てた茶葉のことです。
直射日光を遮って育てることにより、
茶葉は甘みとうまみが増すそうです!
だから稲荷山茶園公園は黒いシートで覆われていたんですね
![](https://dqqyksukcoz0h.cloudfront.net/files/user/201805021911_5.jpg?v=1525294828)
てん茶を蒸して乾燥させた、荒茶と言われる状態がこちらです
香りも抜群!
このまま食べてみましたが、苦みは一切なく
お茶のうまみが詰まりまくっていました!
茶摘み体験ができちゃう
今年は1週間ほど時期が早く
今からがお茶摘みの最盛期なんだそうです。
西尾市ではヤマフジ製茶さんの茶畑で
一般の人たちも茶摘み体験をすることができるイベントがあります。
「一番茶茶摘み体験と抹茶工場見学」というコース!
てん茶が臼でパウダー状になる様子を見学でき
プチスイーツと一緒に抹茶を頂ける^^
その後、実際に茶摘み体験へ!
茶摘みのコツはしっかりと教えてくださるそうです。
おそよ500g入る袋に好きなだけ摘んだ茶葉を入れて
持ち帰ることができます◎
森さんのおススメ調理法はてんぷら!
絶対美味しいじゃん・・・・
お腹を空かせて帰りましたとさ。
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「一番茶茶摘み体験と抹茶工場見学」
5/3~5/27まで開催(月・木以外)
お問い合わせ:0563-57-7882
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