豊橋市と言えば、豊橋筆で有名ですね
若手の育成や需要の減少などの課題がある中、豊橋市で「福筆」という子供の体を洗う為の筆が誕生しました
豊橋筆が進化して、赤ちゃんの体を洗う筆に
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国の伝統工芸品、豊橋筆
豊橋市役所の吉開仁紀さん
豊橋筆の職人の川合福男さんにインタビュー
![](https://dqqyksukcoz0h.cloudfront.net/files/user/201804111929_1-5152x3864.jpg?v=1523522836)
豊橋筆は江戸時代から作られている国の伝統工芸品!
一人の職人が36の行程全てを手作業で仕上げるのが特徴で
高級品が多く、書道家の間ではファンも多いんです
最近では将棋の藤井聡太六段が
「愛知県特別表彰」を贈られたときに記念品として
「字が上達できるように」と筆を希望したんだとか
そこで豊橋筆振興協同組合が用途別に
豊橋筆6本を制作して贈られました
豊橋筆の生産量は国内の毛筆生産量の4分の1を占め
高級筆では7~8割のシェア!
年間140万本が全国で販売されています
しかし、現在では最盛期の3分の1にまで減ってきている・・・
理由としては、書道の需要の減少と、職人の減少です
現在の筆の職人は高齢化などで50人もいないほどなんだとか
豊橋筆の伝統をなんとかしなくては!
書道に馴染みのない人にも
伝統の技に親しんでもらおう!
ということで、吉開さんなどがデザイナーや職人に呼びかけ
豊橋筆のプロジェクトが発足しました
ふわっふわの福筆
吉開さんは豊橋筆の触り心地に注目!
吉開さん「うっっっっとりするほど気持ちがいいんです・・・」
この優しい触り心地でデリケートな赤ちゃんのお肌を
洗うことができるのでは?という発想から
「福筆」が生まれました
そこから実現化に向けて頑張ったのは職人の川合さん
18歳の頃から豊橋筆を作り続け、歴は50年以上の超職人!
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泡立ちをよくする為、空気をよく入れられるように
先が広がった筆を作らないといけない
今まで作ってきた従来の先が細い筆とは
真逆の挑戦をした大ベテラン
なかなかきめ細かい泡がでず苦戦・・・
長さを3ミリごとに違う毛を10通り作り
それを均等に混ぜてふんわりとした毛先に仕上げました
こうして2年をかけて「福筆」が完成しました
予約が1年先!?出産祝いで大人気
出来上がった福筆の毛先で体をくすぐるようにすると
子供も気持ちよさそう、と大評判
ヒツジの毛を使用していて柔らかい!
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福筆の名前の由来は
職人の川合福男さんの「福」をとったことと
贈ると福があるよ、の意味を込めているそうです
価格は税込み10500円
これは出産祝いに最適ですね!
ただ、福筆の制作は川合さん一人で行っているので
ひと月に20本の生産が限界・・・
予約はなんと1年待ち!
予約は「福筆」のホームページにある
お問い合わせフォームから可能です
件名に「購入希望」と書いて
購入する本数も記入のうえ、送ってください
子供を洗う世界一優しい筆
いつか生まれるだろう我が子を
絶対に福筆で洗うぞ!
![](https://dqqyksukcoz0h.cloudfront.net/files/user/201804121740_1.jpg?v=1523566852)
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