レポドラ日記

飛騨地方で飾られる”5色”のひし餅

2018年04月03日(火)

レポート


随分と温かくなってきましたが
飛騨地方の雛祭は一ヵ月遅れの4月3日に行われます


高山市の農家民宿「みづの荘」



こちらで5色のひし餅を作っているというこでお邪魔してきました!




みづの荘の水野美代子さんにインタビュー



5色のひし餅がこちら



通常のピンク・白・緑に
茶色と黄色が加わっています!

この色の意味と順番には意味があって
「植物の成長過程」を表しているんです

下から
白は雪を表す「白餅」
茶色は雪解け後の土を表す「きび餅」
は若葉の芽吹きを表す「よもぎ餅」
ピンクは咲き誇る花を表す「紅餅」
黄色は実りを表す「カボチャ餅」


雪が解けてから実をつけるまでの
植物の成長を表しているんですね


きび以外の材料はすべて水野さんのご自宅で
栽培された材料を使って作られています!


染色もそれぞれの材料で作っているんですが
ピンクの餅は赤かぶで色をつけているんですよ

味もそれぞればらばら!
見ても食べても美味しい!




水野さん特製のえごまダレで美味しくいただきました^^


5色のひし餅がうまれたきっかけは
戦後間もない頃、地域を元気づけようと水無神社で行われたこと

1985年頃から、染色を人工的なものでなく
自然からとれる材料で作ろう
地元の主婦ら10人ほどで考案し、製造していました

高齢化が進み、今や10年ほど前から
水野さん一人で作り続けている・・・


「雪が解けて、家の田んぼの稲株が雪から顔を出すと
わくわくするんです。今年もひし餅作るぞ、楽しみだなって」

と優しい笑顔の水野さん

飛騨地方の5色ひし餅
販売は今日で終了してしまったので

また来年の3/15から
飛騨高山アンテナショップ「まるっとプラザ」と
みづの荘で販売するのでお楽しみに^^


 

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