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通算7曲目!ラジオ番組のパーソナリティが「ボカコレ2024冬」に投稿

2月22日から25日、ニコニコでボカロ楽曲の祭典「The VOCALOID Collection 2024 Winter(以下、ボカコレ2024冬)」が開催されました。

今回で8回を数える「ボカコレ」ですが、3回目の2021秋からメディアパートナーを務めているCBCラジオ『RADIO MIKU』では、今回も楽曲を投稿しました。

3月8日の放送では、清水藍と斉藤初音アナウンサーが今回の「ボカコレ」や自身の投稿楽曲について振り返りました。

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投稿曲の半数以上がルーキー

「ニコニコネット超会議」からのスピンアウト企画として2020年12月に初回が開催されたボカコレ。8回目となった今回は、投稿数も非常に多かったようです。

斉藤「ボカロ関連作品投稿数は過去最高の約7100件。すごい数ですよね!」

今回のボカコレは、生放送などイベントも充実しており、ネット上の来場者数は延べ35万人。回を重ねるたびに数字が更新されています。

ボカコレではルーキー部門、TOP100、ネタ曲投稿祭、リミックス部門がありますが、今回最も投稿数が多かったのは、初投稿から2年以内のクリエイターだけが参加できるルーキー部門。なんと過去最高の約3800件でした。

総数7100件のうち、半分以上が2年以内のボカロPの作品ということになり「新たなクリエイターが多く生まれて活況」と清水も驚きます。

帰省ソング

「ボカコレ2021秋」でルーキー部門に初投稿した「ごはんのうた」以来、「初音ミク16周年記念 1枚絵動画投稿祭」を挟み、8曲を連続投稿してきた番組チーム。

今回からはルーキーを卒業し、プロのクリエイターたちとランキングを争うTOP100部門に舞台を移しました。

今回番組チームが投稿した楽曲は「超凸急」(清水藍 with みくばんP feat.初音ミク MEIKO KAITO GUMI 氷山キヨテル)。

清水「『ちょうとっきゅう』の凸の字は、でこぼこの凸です」

「凸る」は、ネット上で使われる用語。他人のネット上の掲示板や配信、SNSなどに意図的に乱入し、攻撃的な発言や行動を行う行為のスラングです。

ちなみに歌詞は番組プロデューサーによると、清水と斉藤を登場人物として書いたとのこと。

一番では「味噌きしめん」を立ち食いできる新幹線のホーム、ということで実家が広島の清水。
対する二番には「名古屋行き」の電車が登場するため、新幹線ではなく実家の奈良から近鉄電車で帰る斉藤をイメージしたそうです。

MVはタイムラプス動画

パンクロックのような曲調を「勢いと疾走感があり、貴重なお休みを有意義に帰省に使おうという感じがよく出ている」と評する斉藤。

斉藤「帰省したくなりました。これはみんなに帰省を促す曲なんですか?(笑)」

清水「もっと地元を大切にしろってこと?(笑)そんなお父さん目線のメッセージが込められているのかもしれないですね。ちょっとせかせかしている雰囲気もあって、私も絵をひたすら一生懸命描き直しました」

今回の動画では、清水がイラストを描き上げるまでの様子がタイムラプスで撮影されています。動画を観て「描き直している工程まで全て公開されているのは斬新」と驚いたという斉藤。

楽曲制作前にプロデューサーが清水に伝えたイメージは「ピンクでかわいいイラスト」とのことだったので、ハートなどかわいいモチーフをふんだんに入れていた清水。
ところが出来上がった楽曲は帰省がテーマだったので、遠出するイメージのものに描き直したところまでが2分弱にまとめられています。

残念ながら「超凸急」は高順位とはなりませんでしたが、今後も楽曲を投稿すると宣言する清水でした。
(葉月智世)
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2024年03月09日00時02分~抜粋

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