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気合いの入らない1枚絵で注目?ニコニコ『1枚絵動画投稿祭』振り返り

12月8日から10日にかけて、ニコニコでボカロ楽曲投稿イベント『初音ミク16周年記念 1枚絵動画投稿祭』が開催されました。

12月22日放送のCBCラジオ『RADIO MIKU』では、パーソナリティの清水藍が、斉藤初音アナウンサーとともに、おすすめの投稿曲を紹介しました。

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番組で参加した6曲目

初音ミク16周年記念 1枚絵動画投稿祭』では、この番組でも楽曲「Peppermint Rainbow」(feat.初音ミク、MEIKO、KAITO、GUMI、氷山キヨテル)の投稿で参加しました。
『ボカコレ2021秋』への初投稿から数えて6曲目となります。

斉藤「聞いたところによると、今まで投稿した6作品の中で一番再生回数があったとか」

清水「ありがたいことに、4000回を超えまして。今までで一番聴いていただけているということで感謝しております」

ちなみに清水曰く、一番力を入れたのは自身で描いた1枚絵。

そして斉藤によれば、今年『ボカコレ』に投稿した2曲とは異なり、おしゃれな中にもどこか懐かしいメロディがあり、歌詞もホッとする内容とのこと。

作曲担当のプロデューサーは「違う路線で作ってみたかった」と話していたそうですが、完成までにいろんなハプニングもあったようで、投稿したのは10日の15時頃。
締め切りの2時間前で、後ろから12番目に投稿されるほどギリギリだったようです。

こういう曲を求めてた

およそ3日間で700曲以上の楽曲が投稿された『1枚絵動画投稿祭』。
今回は番組収録までに300曲を聴いた清水が、現時点のおすすめ曲を紹介します。

まず紹介した楽曲は、さたぱんP feat.初音ミク「きゅらりら★はぴちゅき!」。

斉藤「かわいい!王道アイドルソングって感じでキラキラ成分100%。テンポも速くて歌詞も甘めなので、聴いているこっちがキュンキュンする」

清水「ランキングではTOP100で32位にランクインしていて、再生回数に関してはもう3万回を超えていまして、トップクラスの再生回数です」

実は16年前、清水が初めて「初音ミク」に接したのは、「電波ソング」と呼ばれる萌え要素の強い曲を漁っていたことがきっかけ。
「もし初音ミクのような完璧な声で電波ソングを歌ったら、勝てる存在はいないんじゃないか」と思ったそうです。

「きゅらりら★はぴちゅき!」には当時の記憶を呼び起こされたようで、「まさに私、こういうのを求めてたの!」と評した清水。

まさにニコニコ動画らしい曲

続いて紹介したのは、ondo feat.初音ミク「おもちのおももち」。清水いわく「一番サムネイルに惹かれた曲」とのこと。

斉藤「結構シュールというかセンスで戦っている曲。ランキングでは39位ということですけど、異彩を放ってましたよね」

斉藤は歌詞にも注目。
「みんな、丸めたがる 角、いやがる おとなしく、まるまるね フリだけどね」というフレーズには「社会派な感じがする」とのこと。

一方、清水は楽曲について「パンチが効いていて衝撃が走った」との感想。

清水「みんな『1枚絵』だから気合を入れて描いてくるわけです。そんな中でこのサムネイルが出てきたら、逆方向に行っているから見ちゃいますよ」

「まさにニコニコ動画らしい曲」と評した清水、このイラストをミカンに描いてしまうほど影響を受けてしまったようです。

『1枚絵動画投稿祭』は、ニコニコが「初音ミク」とともに歩んだ16年の歴史を感じられるイベントになりました。
(葉月智世)
 
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2023年12月23日00時02分~抜粋

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