RADIO MIKU

初音ミクに翼を生やしてはいけない理由

ソニー生命保険株式会社の調査『中高生が思い描く将来についての意識調査2023』によれば、女子中学生のなりたい職業2位に「ボカロP」がランクインしたそうです。
そんな人気の「ボカロP」、歌声ソフトウェアを使って曲を作ることで誰でも名乗ることができます。

10月6日放送の『RADIO MIKU』では、久しぶりにボカロPのリスナーから自薦リクエストが届き、その内容に清水藍と斉藤初音アナウンサーが思わず爆笑してしまいます。

[この番組の画像一覧を見る]

初音ミクに翼を生やすな

「リクエストは『私の歌を聴けー!』ということで、「初音ミクに翼を生やすな高校校歌」をお願いします」(山本葉太さん)

リスナーでもある山本さんが自薦してきた楽曲は「初音ミクに翼を生やすな高校校歌」(なとりwith 山本葉太feat.初音ミク)。
曲を紹介する声が、心なしか震えている斉藤初音。

清水「初音ちゃん、リクエストをちゃんと読んで!(笑)」

斉藤「曲のタイトルが面白すぎて、読むのに噛んでしまってすみません」

山本さんによると、この曲は初音ミク16周年のキービジュアルが公開された時、SNSでフォローしているなとりさんがSNSに投稿したネタ(歌詞)が基になったとのこと。
山本さんがメロディを付けて生まれた楽曲なのです。

ファン愛が溢れる歌詞

今年の8月31日、初音ミクは設定年齢である16歳となり、その16周年のキービジュアルには翼が生えています。

「一見、ミクさんに対するアンチのようなタイトルですが、実はミクさんに対する愛が溢れる内容となっています」(山本葉太さん)

このキービジュアルをファンが見ると、初音ミクから後光が差しているのが見えてやられてしまう(萌えてしまう)ので翼を生やさないで欲しい、というファン心理を描写したなとりさんの歌詞。

清水「いや、もうじわじわ来ますよね」

山本さんは楽器経験はあるものの、初めて曲を作ったそうですが、どこかの学校の校歌だと言われても納得するクオリティです。

斉藤は「初音ミクファンが聴けば納得の理由とリスペクトが込められた曲」、清水は「自分たち初音ミクファンの歌でもある」と評します。

MVでは初音ミクの尊さで死ぬ人続出

清水「MVの中で、初音ミクの翼の生えた姿に後光が差して、みんな嬉しくて死んでるじゃないですか。『あれ私かな?』みたいな」

実は清水は、7分の1スケール「初音ミク Happy 16th Birthday Ver.」も、しっかり予約済みだそうです。
「創作の羽根」をキーワードに描かれたイラストが精緻に再現され、立体化された翼には、楽器などがデフォルメされています。

今回の16周年以前にも、初音ミクには翼が生えたビジュアルがありましたが、「実際にその姿を目の当たりにするとインパクトが強い」と予約に至った理由を語ります。

番組には山本さん以外にも「楽曲を作ってみた」「初音ミクを触ってみた」との投稿が数通届いていました。

「先日初めてミクちゃんで曲を作りました。ベタ打ちでもちゃんと歌ってくれることにうっとりしました」(Aさん)

2022年3月まで放送されていた番組『RADIO MIKU EX』で、ボカロPのねじ式さんから「初音ミク」の調声や曲作りを学んだことを思い出した清水。
創作の楽しさ、初音ミクの魅力をあらためて力説しました。
(葉月智世)
 
RADIO MIKU
この記事をで聴く

2023年10月07日00時10分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報