RADIO MIKU

ボカロ曲の祭典「ボカコレ」に向け、楽曲制作を開始したラジオ番組

ニコニコが年に2回開催しているボカロ曲投稿イベント『The VOCALOID Collection ~2023 Summer~』(ボカコレ2023夏)が来月8月4日から7日までの4日間開催されます。

CBCラジオのボカロ楽曲番組『RADIO MIKU』では、「ボカコレ2021秋」から5回目のメディアパートナーとなっていますが、同時に毎回新曲を制作して投稿しています。

7月7日の放送では、斉藤初音アナウンサーが清水藍と番組プロデューサーによる進捗状況を報告しました。

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「ルーキー部門」最後の投稿

これまで「ボカコレ」では、清水が作詞や作曲、「初音ミク」の調声を担当した楽曲を投稿しています。

名古屋在住のボカロP・ねじ式さんの協力で制作した「ごはんのうた」(2021秋)「未来への手紙」(2022春)、清水と番組プロデューサーで「積み木のマーチ」(2022秋)「みそみそうみゃあ」(2023春)と4曲制作してきました。

今回はこれまでよりサイクルが早まり、秋から夏になったため、活動開始2年以内が対象となる「ルーキー部門」最後の挑戦となります。

斉藤「開催まで残り1ヶ月を切る中、メディアパートナーとしてこれまで楽曲制作を行ってきましたチームらじみく(この番組の愛称)、新たな楽曲制作に励んでいます」

清水「励んでいる?」

「つまらない」とダメ出し

現在清水と斉藤は、7月末開催の『CBCラジオ夏まつり』で披露する番組ステージで頭がいっぱいの様子。

そのため、現在楽曲制作を進めているのは番組プロデューサーひとり。既に短いデモ曲を5曲も用意していました。

斉藤「5曲って聞いてビックリしました。そんな風にメロディを準備してもらえることってなかったし、選べる方式なのかっていう」

清水「その中のひとつに関しては、私に『つまらない』と言われて、余計に番組プロデューサーがぷりぷり怒っているし」

先月末に行われた『らじみく通信』(毎月番組で行っているツイキャス配信)で、清水はプロデューサーが10時間かけて作った曲を「つまらない」と酷評していました。

曲の展開が難しい、着地が難しいという意味だったと弁明し「発言を切り取らないでほしい」と開き直る清水。

今回は清水が「つまらない」と評した曲を含む、5つのデモ曲を放送することになりました。

意見が割れた推し曲

まずは、清水が「つまらない」と言ったタイプAを聴いた2人。
斉藤は気に入っているようで「田園風景の中を電車が走っているようなのどかな雰囲気がいい」とのこと。

続いてタイプBは民族調の太鼓っぽい音から始まり、徐々にテンポが速くなっていく清水の推しパターンとのこと。
タイプCには「チームらじみくの3人が手をつないでじりじり迫って来そうな。ほのぼの感があっていい」と斉藤。

清水「今まで聴いた曲の中では、マイナー調かもしれないけど明るめというか、麗らかな雰囲気の裏に隠れてるダークさ。でももうちょっとイントロが…ポイントが欲しい」

タイプDはYMOを連想させるエレクトロポップ。
タイプEは音ゲーのような速いリズムと展開があるメロディが特徴です。

この中から2人が選んだのは、斉藤はタイプAとC。
清水は「作詞や絵を描く際に一番筆が進みそう」とタイプBとE推し。

清水の作業が進まなければ、番組プロデューサーが作業を進めることになりそうです。
投稿開始日まで1ヶ月を切る中、今後の報告が気になります。
(葉月智世)
 
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2023年07月08日00時03分~抜粋

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