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ニコニコ「ボカコレ2023夏」直前!「2023春」の隠れた名曲を探そう

ニコニコで年2回行われるボカロ楽曲の祭典『The VOCALOID Collection』(ボカコレ)には、毎回多くの曲が投稿され、新たな名曲が生まれています。

6月23日放送のCBCラジオ『RADIO MIKU』には、3月に開催された「ボカコレ2023春」への投稿曲へのリクエストが届きました。
清水藍と斉藤初音アナウンサーがメールと共に紹介しました。

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名古屋=味噌は定番?

「ボカコレ2023春」には清水と番組スタッフが「みそみそうみゃあ」なる楽曲を投稿しました。

「フル版視聴させていただきました。YMOを彷彿とさせるメロディーに名古屋メシな歌詞、ネタ感満載のMV、そして『みそみそうみゃあ』の組み合わせが、謎の中毒性とカオスを生み出しており、インパクト大でした。
ボカコレでも、結構異彩を放っていたんじゃないかと思います。

今回のボカコレもいい曲が多くてどれをリクエストするか悩みますが、いえぬPさんの『ムキブツとユーキブツ』をお願いします。埋もれているのが本当に惜しいいい曲です。この曲のような初音ミクが歌ってこそのボカロ曲が、ボカコレにもあって嬉しい限りです」(Aさん)

Aさんのラジオネームは「ネギ味噌で優勝」さん。

清水「ネギ味噌もおいしいですよね~」

斉藤「我々の曲の『赤味噌で優勝』というフレーズにかけてくださったんですね」

先週、番組で「おすすめ赤味噌を抽選で3名にプレゼント」という募集をしたこともあり、味噌というフレーズには反応せずにいられないようです。

新人らしからぬ多彩なボカロP

「ムキブツとユーキブツ」のオンエア後、曲の感想を語り出す斉藤。

斉藤「不思議な雰囲気が漂っていて、フワフワとした感じがありますね。実体のないものを掴もうとしている感じがゾクゾクします」

人間であるボカロPさんがつくったものを、機械である初音ミクが歌い、それを我々人間が聴いて楽しむというボカロ文化ならではの特徴が、ミクが歌うからこそ心に響いてくるのでは?と続ける斉藤。
虚無やあきらめの中にも、どこか夢や希望を抱き続けていることも伝わってくる曲です。

清水「個人的にも注目しているボカロPさんのおひとり、いえぬPさんの曲でございます。2022年11月の衝撃的なデビューの記憶も皆さんまだ新しいのではないでしょうか?超期待の新人といった感じなんですが…」

「本当にこれは新人ボカロP?」と思うような曲のクオリティ。歌以外はすべて自身で担当しており、動画制作やイラスト作成もできる多彩なボカロPです。
ボーカロイドイメージソングは、様々な関係性、愛や絆などを垣間見ることのできる作品が集まっています。

いえぬPさんにとって3作目となる「ムキブツとユーキブツ」は、直球で正面から受け取ることができる内容とのこと。
ミックスについても、左右で聴こえる音に違いがあると指摘する清水。

笑顔になれるような曲

そしてもう一通「ボカコレ2023春」投稿曲のリクエスト。楽曲は「Smile to Smile」(市瀬るぽ feat. 鏡音リン)です。

「市瀬るぽさんのリンちゃんらしい明るくキラキラした曲で、ちょっと落ち込んだときにも聴いているうちに元気をもらって、タイトル通りつい笑顔になってしまいます」(Bさん)

斉藤「『楽しいから笑う』んじゃなくて、『笑うから楽しい』って言葉がありますけど、この曲はまさに聴いているだけで自然と口角があがって、笑顔にさせてくれて。結果明るい気分にさせてくれる曲」

清水「市瀬さんらしい、エレクトロポップで心に虹の魔法がかかるような、聴くと笑顔になれる曲ですね」

自分と世界をつなぐ架け橋になるようなところもあり、『ニコニコ超会議2023』のテーマソングにふさわしい曲だと話すふたり。

次回の「ボカコレ2023年夏」は8月4日(金)から7日(月)。開催まであと1か月半です。また多くの名曲が生まれることに期待が膨らみます。
(葉月智世)
 
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2023年06月24日00時04分~抜粋

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