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清水藍が「ボカコレ」に投稿した楽曲に、絵文字コメントが並んだ理由

3月18日から21日にかけて、ボカロ楽曲イベント『The VOCALOID Collection Spring 2023』(以下、「ボカコレ」)がニコニコにて開催されました。

多くのクリエイターをはじめ、CBCラジオ『RADIO MIKU』パーソナリティの清水藍と番組プロデューサーも共作で楽曲を投稿。

過去最多となる約6千曲が投稿された「ボカコレ」の感想を斉藤初音アナウンサーに報告しました。
3月24日の放送から。

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無事に「みそみそうみゃあ」を投稿

今回の「ボカコレ」には、清水も番組プロデューサーと一緒に楽曲を制作。
「ごはんのうた」「未来への手紙」「積み木のマーチ」に次ぐ、4曲目の新作「みそみそうみゃあ」を、3月18日19時に投稿しました。

斉藤「いろんな新しいボカロ曲が投稿されてましたね」

清水「皆さんもこの期間は、ちょっと寝不足で眠い目をこすって新曲を漁ったり…ってこともあったかもしれませんね」

回を重ねていくたびに投稿数が増えている「ボカコレ」。
リスナーとして毎回投稿曲を全て聴いている清水も、チェックに多大な時間がかかって必死です。

番組収録は3月19日の午前中で、まだ「ボカコレ」開催期間中。
この時点で、既に活動2年以内のルーキーランキングに約3,200曲、TOP100ランキングで約1,400曲が確認できたとのこと。
21日の終了時には、なんと約6千曲を記録したそうです。

たくさん曲を聴きたいけど…

「ボカコレ」に曲を投稿したボカロPの中には、清水の「みそみそうみゃあ」のアドバイザーとなったMINO-Uさんをはじめ、著名な方もこぞって参加しています。

そんな状況で「気になっていることがある」と切り出した清水。

清水「大好きな曲に出会ってしまうと、『ボカコレ』期間はその曲ばっかり聴いてしまうというジレンマがありまして。
でもなるべくたくさん聴きたいとか、いろいろな葛藤を抱えながらこの期間を過ごすんです」

終わってからも「ボカコレ」の曲を聴いて楽しめると思うので、またこの番組でもおすすめ曲たちを紹介していきたいと意気込みます。同時に、リスナーからもおすすめ曲を聞きたいと呼びかけました。

ひよこやラーメンの絵文字が流れる画面

話題は、清水たちが投稿した新曲「みそみそうみゃあ」へ。

清水「この曲は私の…というか、ほぼ番組プロデューサーの作品でもあるんですけど。実際に見ていただいた方も多いかもしれません」

斉藤「完成版をニコニコ動画で見ました。映像がついたことで、より『みそみそうみゃあ』のよくわからない感じが伝わってきますね」

地下鉄の描写から始まる映像は、スケールが徐々に大きくなり、宇宙の場面も入ります。不思議でミステリアスな世界に聴いている間浸ることができる点がポイントです。

ニコニコでは映像の上にコメントが載り、右から左へ流れます。Aメロでは、MEIKOがさまざまな名古屋メシのメニューを挙げますが、絵文字コメントがたくさん流れてくるところがあってカオス感が出ているそう。

名古屋メシとして、歌詞には「ぴよりん」(喫茶店「カフェ ジャンシアーヌ」の、ひよこの形をしたプリン・ババロアでできた洋菓子)が出てきます。
その歌詞に合わせて、ひよこの絵文字が10個くらい連続で流れてくるところもありますが、遊び心満点のコメントが流れるのもニコニコの特徴です。

埋もれる曲に光を当てたい!

多くの曲があると、どうしても埋もれる曲が出てきます。

清水「せっかく一生懸命作っても、聴いてもらえないと寂しいですよ」
斉藤「確かに『こんなに頑張って作ったんだから、多くの人に届けたい』っていうのはありますね」

番組プロデューサーによれば、今回の「みそみそうみゃあ」は最も手応えのある仕上がりとか。
ただ再生回数はこれまでで最も鈍い伸び。まだまだ聴いてもらえていないようです。

清水たちと同じように、聴いてもらえず悔しい思いをしているクリエイターは、他にも多くいることが推測できるので、ぜひ自薦で曲を送ってほしいとのこと。
同時に、今後もできるだけ埋もれている曲に光を当てたいと話しました。
(葉月智世)
 
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2023年03月25日00時05分~抜粋

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