RADIO MIKU

「ボカコレ2023春」に向けて楽曲制作。ボカロP・MINO-Uが伝授する作曲法

今月札幌で開催された『SNOW MIKU』、2月23日に名古屋を皮切りに始まった全国ツアー『初音ミク JAPAN TOUR 2023 ~THUNDERBOLT~』など、バーチャルシンガー界隈が春に向けて熱気を帯びています。

そんな中、3月18日から21日にニコニコで開催される『The VOCALOID Collection Spring 2023(以下、ボカコレ)』に向け、CBCラジオ『RADIO MIKU』では恒例の楽曲制作を開始しました。

作詞・作曲・初音ミクの調声も担当する清水藍と斉藤初音アナが、楽曲制作についてアドバイスを請うためスタジオにゲストを招きました。
2月24日の放送から。

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頭の中で楽曲を製作中?

『RADIO MIKU』では「ボカコレ」のメディアパートナーに就いただけでなく、毎回楽曲を制作して投稿しています。
「ごはんのうた」「未来への手紙」「積み木のマーチ」に続き今回で4曲目となります。

清水「今回も新曲を作るぞと。忙しいと言ってましたけど、私まだ何もしてなかった」

斉藤「何もしてなかった?」

既に今回の楽曲テーマを「名古屋」にすると発表していますが、リスナーからも「こんなのどうですか?」という提案メールが届いているそうです。

名古屋らしいものとして、リスナーからは名鉄百貨店の巨大マネキン「ナナちゃん人形」、金鯱、手羽先、ちょっと三重の要素が入りますが「天むす」、中日ドラゴンズ、名古屋撃ち、名古屋走り、名古屋飛ばしなどが挙がっています。

特に清水が面白いと感じたのは「ダギャーさんが名古屋名物を食べまくる曲はどうですか?」との提案。
 

「ダギャーさん」とは、番組プロデューサーが夢で見た「初音ミクのコスプレをした清水」を描いたキャラクターです。

寄せられた提案について、「いま頭の中で練っているのが現状」と語る清水。

「手は動かしていないけれど、頭で考えている」と天才が言いそうな言葉でまとめたものの、実際に現在頑張っているのは、バックトラックを作っている番組プロデューサーだとか。

強力な名古屋在住の助っ人が登場!

そして今回の新曲では、清水が「初音ミク」と、番組プロデューサーが「MEIKO」を共演させるとのこと。

清水「前回の『積み木のマーチ』では、一番最後のコーラスの時だけMEIKOさんに出てもらったんですが、今回は全面的に出ていただこうかなと思っていたりもしますので」

斉藤「よりMEIKO様が際立つ楽曲になると」

今まで投稿した曲のうち、デビュー曲「ごはんのうた」、2曲目「未来への手紙」は名古屋在住のボカロP・ねじ式さんと一緒に作りました。「積み木のマーチ」は清水と番組プロデューサーで作っています。

そして今回の楽曲作りでは、「星空クロノグラフ」などで知られるボカロP・MINO-Uさんからアドバイスを請うと発表しました。

楽曲制作は計画的に

そして今回の放送ではMINO-Uさんをスタジオに招いてしまいました。

「まさか番組に読んでもらえるとは」と恐縮するMINO-Uさんですが、昨年の「ボカコレ」春はリミックス部門で清水の「ごはんのうた」をベースとした「おさけのうた」が44位、秋はTOP100で「404ルサンチガール」が58位と大活躍。
強力なアドバイスがもらえそうです。

清水「参加するたびにランクインってMINO-Uさんすごいですね」

MINO-U「いや、そんなこと全然なくて…これもひとえにMEIKOファンの皆様方の温かい応援あってこそのものだと思っていて。私一人の実力ではないと思っています」

もちろんMINO-Uさんも、「ボカコレ2023春」に新曲を投稿予定で、現在まさに鋭意制作中とのこと。

楽曲制作を始める時期は、イラストレーターに依頼することを考慮しているとのこと。
曲がある程度出来上がらなければイラストレーターも描けない、描くのに2カ月程度の時間がいるだろう、と逆算して約3カ月前あたりから構想を練り始めているとのこと。

2か月前に曲を渡してからアレンジに取り掛かっているということは、現在まさにアレンジ中ということになります。

他にも「ボカコレ」とその他の場合のハッシュタグの付け方の違いなど、多くの話を聞いて学んだ清水たち。
​​​​​​​どんな曲が出来上がるのか期待が高まります。
(葉月智世)
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2023年02月25日00時03分~抜粋

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