RADIO MIKU

巡音ルカ14周年・あなたが初めて出会ったのはどの曲?

2009年1月30日、「初音ミク」などで知られるクリプトン・フューチャー・メディアに発売したのが「巡音ルカ」です。

「巡」は「巡り伝わる音」、「ル」には流れ、「カ」には歌や香りなどが空気中を伝わるという意味が込められている巡音ルカはこの30日に14歳を迎えました。

これに先立つ27日放送のCBCラジオ『RADIO MIKU』では、「RADIO LUKA」と題して清水藍と斉藤初音アナウンサーがルカ楽曲を紹介します。

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夜のバーで聴きたい

この日のオープニング楽曲は、巡音ルカの誕生日にちなみ世界最大ボカロレーベル『KARENT』から選曲した「深い刻にて」(Kuroneko Lounge feat. 巡音ルカ)。

清水「あっという間に14周年ですか。オープニングもルカさんの曲にしてみました」

斉藤「ほろ酔い気分になれる曲ですね」

おしゃれな雰囲気で、まるで偶然入ったバーでルカさんと出会ったような印象の曲と語る斉藤。刹那的な心地よさがあって、この瞬間だけはお酒とルカの声に身を任せたいと思わせてくれると続けます。

ニコニコ動画ではこの楽曲の説明に「ウイスキーについて書きました」と記載されています。
「いいね」を押すと表示されるメッセージには、ウイスキー事情が書かれており、ちょっと得した気分になれる仕掛けも用意されています。
曲のタグにも「酒のうまくなる曲」と付いているほどです。

清水も「歌詞の通り、ウイスキーの琥珀色に染まった世界を横目にゆったりと耳を傾けたい曲」と話します。

リスナーの動向を監視

リスナーからも、お祝いメッセージが届きました。

「はじめまして、初メール送らせていただきます。和歌山在住で2007年からミクさんを聴いているしがないオタクです。

ボカロを追えていない時期もあって、あい先輩(清水のこと)や皆さんと比べればひよっこですが、関西方面の催しにはできるだけ参戦しています。『らじみく』(この番組の略称)のTwitterのタイムラインに『みんなで番組を作ろう!推し曲を公共の電波でかけよう』とありましたので、思い切ってリクエストさせていただきました。

ルカさん誕生祭ですし、去年の『マジカルミライ10th Anniversary』でも書店太郎さんの巡音ロックがめちゃくちゃカッコよかったので、ゆよゆっぺ feat. 巡音ルカの「Never Die」をお願いします。
ゆよゆっぺさんは、自分が好きなアーティストにも楽曲提供や近々新EPも発表とのことで、これからも注目しています」(Aさん)

ちなみに清水がAさんのTwitterをチェックしたところ、2021年1月、つまり番組がスタートした頃からリスナーだったことを確認。2年越しの初メッセージだったのです。

清水「しかも、和歌山というとなかなかおたよりこないな…とずっと言ってた地域じゃないですか」

リスナーの監視を怠らない清水の執念を垣間見ることができます。

初めて聴いた推しルカ曲

続いてのリクエストは、KEI feat. 巡音ルカの「タワー」です。

「たぶん初めて聴いたルカさんの曲です。高い塔の下から街を見下ろして、自分がいなくなっても誰も気づかないだろうなぁという孤独や悲しさと、それでも街の隅っこで生きていたいという願いの対比みたいなのがとても好きで、聴くたびに『頑張ろう』という気になります。
ルカさんの優しい歌声が本当に大好きです。お誕生日おめでとうございます!」(Bさん)

清水「2009年の曲なんですけど、いつ聴いても本当にいい曲なんですよ」

斉藤「この曲が(Bさんの)ルカさんと初めて出会った曲というのはうれしいですよね」

清水によると、神MVの印象から冬になると聴きたくなる曲とのこと。
この曲が初のルカ曲になった人は他にもいるのでは?と推測しました。

歌詞では綺麗な夜景となって輝くビル群の光を「光の束」と表現するなど、ちょっと突き放すような独特のワードセンスを絶賛。
その光の下には残業をする人、誰かの帰りを待っている人、多くの人が命を燃やしている光ではと解釈するふたりでした。
(葉月智世)
 
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2023年01月28日00時00分~抜粋

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