RADIO MIKU

マダムの足をボカロイベントに運ばせたラジオのパワー

2022年も、多くのボカロイベントがリアル・オンライン双方で開催されましたが、「初音ミク」を中心としたバーチャルシンガーの祭典として8月と9月にリアル開催されたのが『初音ミク「マジカルミライ」10th Anniversary 』です。

このステージのBlu-ray&DVDの発売を記念した「5.1ch無発声応援上映会」が、1月14日に全国6会場で開催されました。

上映会場に足を運んだ清水藍が、会場で起こったエピソードについて語ります。
1月20日放送のCBCラジオ『RADIO MIKU』より。

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円盤発売記念の上映会が開催

初音ミク「マジカルミライ」10th Anniversary』は、インテックス大阪で8月12~14日、幕張メッセで9月2~4日に開催されましたが、来月4~5日には北海道札幌市では行われる予定です。

1月14日には、初音ミク「マジカルミライ」10th Anniversary Blu-ray&DVDの発売を記念した、5.1ch無発声応援上映会が開催されました。

清水「私も愛知・豊橋の会場(ユナイテッド・シネマ豊橋18)に行ってまいりました」

斉藤「そうか、円盤は18日リリースと言うことで円盤より一足先に内容を観られる上映会ですよね?」

清水はBlu-ray&DVDのことを「円盤」と表現した斉藤初音アナウンサーにビックリ。
斉藤の隠れた属性が晒されてしまった格好です。

番組のリスナーにも複数遭遇

この上映会、コロナの関係で発声を伴う応援や歌唱はできませんでしたが、バーチャル・シンガーへの拍手や手拍子での応援、ペンライトなどの応援グッズの持ち込みは可能でした。

清水「サイリウムの光も温かかったですし、『この中で何人が『らじみく』(この番組の略称)を聴いてくれているかな』とちょっと侘しい気持ちにもなりつつ、でも本当に楽しいイベントでした」

斉藤「もうミクちゃんファン好きの皆さんがそこに集まったってことですもんね」

放送エリアである愛知県で開催されたことに感謝しつつ、番組リスナーとも何人か会えたとのこと。その中でも印象的な出会いがあったと言います。

「らじみく」がきっかけ

上映会が終わった後、会場にいた40~50代くらいのマダムと目が合ったという清水。
「マダムが自分のことを知ってくれているのかな?」という雰囲気だったため、会釈をしたところ、女性が清水のもとへやって来ました。

清水「『あの、清水藍さんですか?』って声をかけてくださって」

話を聞いてみると、なんと「らじみく」リスナーであることが判明して話が弾んだそうです。

初音ミクのグッズやサイリウムを持っているわけでもなかったため、ボカロやバーチャルシンガーを好きなのか尋ねた清水。
すると女性は、たまたまCBCラジオを聴いていてこの番組の存在を知り、それをきっかけにボカロ曲を聴くようになったとのこと。

清水が番組で「豊橋で行われる上映会に行く」と話したのは、上映会当日の14日未明(13日深夜)。
それを聴いた女性は、イベントの詳細を調べて参戦したことが判明。
その女性にとって初めてのミク体験となったことに感動する清水。

リスナーはどこにいるかわからないと実感

この話に「すごい!」と驚いた斉藤。
そもそもボカロ文化に縁があったわけでもなかった方が、番組をきっかけに行動してくれたことほど尊いことはないと、嬉しそうに語ります。

清水「上映会の感想もですけど、番組の感想として『斉藤さんとあい先輩の曲の紹介もとても素敵で』って言ってくださって、もう涙があふれそうになった」

斉藤「それは感動体験ですね。心が温まる」

普段からTwitterで番組の感想などを目にする機会は多いものの、SNSをしていない方やスマホを持っていない方にも番組がしっかり届いていることに、改めてラジオのパワーを感じた清水でした。
(葉月智世)
 
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2023年01月21日00時03分~抜粋

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