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ボカロ楽曲の祭典「ボカコレ2022秋」の投稿曲から清水藍が推した楽曲は?

ニコニコで今年10月に開催されたボカロの祭典『The VOCALOID Collection-2022 Autumn-』(以下、ボカコレ)。

12月16日放送のCBCラジオ『RADIO MIKU』では、5千近い数の投稿された曲を、いまだに聴いていると明かした、パーソナリティの清水藍。
その上でおすすめの楽曲を紹介します。

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制覇状況を報告

「ボカコレ2022秋」に投稿されたすべての曲を聴きまくっているという清水。果たして完走できたのでしょうか?

清水「ちょっと前に、ルーキーは全部聴き切ったかな?と思っていて。いまTOP100の途中まで来ているところで、ようやく年内には終わりそうなメドが見えております」

「ルーキー」とは活動開始から2年以内のクリエイターの応募作品です。
この秋のボカコレから「TOP100」はルーキーを除いた楽曲となっています。

斉藤初音「調べたら、ボカコレ春は全部で約4千曲あったらしいんです。あい先輩(清水)はそれを全部聴いた…」

一部のリミックス曲を除き「ボカコレ2022春」は制覇した清水。
「ボカコレ2022秋」は、春を上回る5千曲近い投稿があったようです。
その中で、気になった曲をいくつか見つけたという清水。
ルーキー部門で見つけた「花のタヨリ」(こがしぐみ feat. 星界)をピックアップしました。

今年発売されたバーチャルシンガー

「花のタヨリ」を聴き終えた斉藤は、心が揺さぶられる曲だと語りました。

斉藤「柔らかい眼差しのその奥に、ひとつ芯の通った強い思いが感じられるなと思います」

ちなみに「星界」は、「可不」ちゃんと同じCeVIOの音声ライブラリーで、今年発売されたばかり。
斉藤は「感情の乗せ方が自然でびっくり」と評します。

清水「聴いた時に衝撃を受けた曲。涙腺に来る壮大で胸を打つビアノ、苦しみから逃れるように必死に声を上げる星界の声がいい」

砂時計の残りが減っていく感じや、植物や生命に水が宿るような不思議な音・荒野を吹き抜ける風の音が入っているところも気に入った様子。

タイトルに「花」という字が入っている通り、歌詞には植物に関する言葉がちりばめられており「命あるものがいつか枯れるかもしれないけれど、この一瞬だけは美しく咲きたいという思いや力強さを感じる」と語ります。

「咲いた花がどうか誰かの記憶に残りますように…との思いを込めて選んだ」と清水。
ニコニコ動画ではまだ5000回、YouTubeでもまだ3桁台の再生回数なので、もっと聴いてほしいと付け加えます。

ボカロPがリクエスト

続いてオンエアした「想でしょう花」(霧四面体 feat. 楓歌コト・翔歌トリ)も番組初OAのバーチャルシンガー。
先月25日に番組で紹介した楽曲「デッドアンソロジー」のボカロP・呆さんからのリクエストです。

「先日は楽曲の紹介ありがとうございました。とても楽しい番組でした。
僕はボカロPとしての活動とは別に他の人のボカロ曲をめっちゃ聴いているので、ぜひリスナーとしても楽曲リクエストしてみたいと思い、おたよりを書きました。
僕がUTAUの中で断トツ好きな楽曲で、ボカロPとしても憧れてやまない霧四面体さんの楽曲です」(呆さん)

清水「呆さん、リクエストありがとうございます。うれしい!」

呆さんがこの番組についてTwitterでも呟いていることは把握していたという斉藤も、リクエストの投稿にびっくり。

ボカロPが自身の好きなクリエイターや楽曲を紹介することは、ファンやクリエイターにとっても嬉しいことではないでしょうか。
(葉月智世)
 
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2022年12月17日00時13分~抜粋

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