RADIO MIKU

3度目の「ボカコレ」への楽曲投稿。なぜ清水藍はいつも綱渡りなのか?

ボカロ楽曲の祭典「The VOCALOID Collection ~2022 Autumn~」(以下、ボカコレ)が、ニコニコで10月8日から10日まで開催されました。

昨年秋、今年春のボカコレに自ら作詞・作曲、そして「初音ミク」の調声で楽曲を投稿してきたラジオパーソナリティの清水藍。
もちろん今回も投稿を目論んでいます。

10月7日放送のCBCラジオ『RADIO MIKU』では、斉藤初音アナウンサーがその進捗状況をリポートしました。

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ボカロP・清水藍の新曲プロジェクト

昨年からボカロPとしても活動する清水藍。

2022年3月まで放送していた姉妹番組『RADIO MIKU EX』では、名古屋のボカロP・ねじ式さんに作曲法を学びながらアレンジを依頼。
2021年秋のボカコレに「ごはんのうた」を、2022年春のボカコレに「未来への手紙」を投稿しました。

ボカコレには、活動開始2年以内のクリエイターが投稿できる"ルーキー"枠があります。
今回の「ボカコレ」でもルーキー枠で新曲を投稿しようとしている清水。

しかし、毎回映像の編集に番組プロデューサーを巻き込み、締め切りギリギリの攻防を繰り広げるのが風物詩となっていますが、今回はこのプロデューサーがねじ式さんに代わりアレンジも担当するとのこと。

果たして今回は曲作りと映像編集が間に合ったのかどうか気になります。
HTN(初音の略)ニュースでは、最新情報を報告。

斉藤「(清水が)自ら考えたメロディーを上司兼番組プロデューサーに伝え、番組プロデューサーが曲を打ち込みました。果たして曲はどこまで完成しているのでしょうか?
また清水さんはイラスト作成にも着手したそうで、曲作り・動画作りは間に合うのでしょうか?現場からお伝えします」

間に合うかどうかわからない

この番組の放送時点(10月8日0時)で既にボカコレは開始していますが、収録しているのは10月2日。もちろんまだ投稿されていません。

斉藤「で、曲作りのほうはどうなんですか?」
清水「正直に申し上げます。わかりません!」

番組収録時点で、どうなるかわからないくらいに追い詰められている状態のようです。

曲は2分強の仮アレンジが出来上がったものの、歌詞はまだまとまっていない状態。
そのため「初音ミク」の調声にすら至っていなかった模様。

さらに動画に使うイラストは、4枚下書きが完成した状態と明かしました。

清水は、最初にショートバージョンを公開した後にフルバージョンを公開すると思っていたため、イラストは4枚で足りると思っていました。
しかし、2分半とは言え、2コーラスまであるフルバージョンになったことで、イラストの枚数が足りなくなるのではないかと不安そうです。

無事に投稿できたのか?

この収録後、すべての作業がもしうまく終わっていれば放送後の10月8日の0時39分に投稿する予定だと話す清水ですが、なにぶん楽曲も動画も完成の目処が立っていないので、声が少し小さくなります。

斉藤「ちょっと今までにない綱渡りですね」
清水「本当は、この場で先行オンエアですとか、一部聴いてもらいましょうとか、できると思ってたんですけど。無理ですね」

投稿できるかどうかの山場を迎えていることが明らかとなりました。

その一方で斉藤は、清水がいいメロディーを生み出した自分を「天才だと思う」と発言していたことを暴露します。
どうやらふたりとも収録前に仮メロディを聴いていたようです。

Bメロの拍手が入っている箇所がかわいくてお気に入りだと共感しつつも、自分で天才だと言う清水にドン引きしたとのこと。

清水も「いいメロディーを生み出したからこそ、無駄にしないためにも作業を頑張る」と宣言。
この後、頑張って作業を完了させて宣言通り投稿したいとしつつも、結果は投稿されているかどうかに注目してほしいと話しました。

決起集会の様相で終わったHTNニュースですが、新曲「積み木のマーチ」は宣言通りの時間に、無事ニコニコ動画に投稿されました。
(葉月智世)
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2022年10月08日00時03分~抜粋

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