RADIO MIKU

プロジェクトセカイ2周年!公式ラジオ出演者が13歳リスナーに謝罪?

ゲームの世界にも「初音ミク」たちバーチャルシンガーの活躍が広がっています。

9月30日、スマホ向けゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』(以下「プロセカ」)が、サービスを開始して2周年を迎えました。
9月23日と24日には、立川ステージガーデン(東京都立川市)で感謝祭も開催されました。

2周年を迎えた同日放送のCBCラジオ『RADIO MIKU』では、「プロセカ」にちなんだメールが寄せられましたが、その内容に、パーソナリティの清水藍と斉藤初音アナウンサーは反省します。

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番組と「プロセカ」の縁

『RADIO MIKU』のパーソナリティ・清水藍は、「プロセカ」公式Webラジオ『セカイ・ステーション』(YouTube)でもMCを務めており、人気ボカロPやキャスト(声優)たちとトークを繰り広げています。

そのため、番組には「プロセカ」ユーザーからもメッセージが多数寄せられます。
今回は13歳の中学生からリクエストが寄せられました。

「お久しぶりです。最近は失踪していましたが、再び戻ってまいりました。
実は期末試験の後から、あまり聴けていませんでした。本当にすみません。

リクエストですが、(かいりきベア feat. 初音ミク)の『バグ』をお願いします。
この曲は『プロセカ』で出会いました。表現力が皆無ですが、おどろおどろしい感じに惹かれました。相変わらずMASTER(最高難易度)でのクリアは難しいですね」(Aさん)

強要番組

いきなり謝罪から始まったAさんのメッセージに、あわてて「ごめんなさいね!」と切り出す清水。

清水「13歳のリスナーに『あまり聴けていませんでした。本当にすみません』なんて言わせるラジオ番組、ある?」

斉藤「たぶん目に見えない圧というか、"強要"を感じてるんでしょうね。『毎回聴かなきゃダメよ』みたいな」

以前この番組について清水が「教養番組」と説明した際、ファンをこじらせた強い口ぶりからか、ツイッターの番組ハッシュタグに「強要番組」というワードがあふれ、以来「圧の強い番組」「強要芸」などと書かれる始末。

13歳にして番組の空気を察したと思われるAさん。
「お詫びしておかないとまずいのでは」と忖度したのではないかと推測する斉藤、「これは2人の責任です」と反省します。

Aさんへのお詫びを込めて、リクエストの「バグ」(かいりきベア feat. 初音ミク)に応えました。

2つのバージョンがある曲

プログラム内の不具合を意味するタイトルの「バグ」。
不規則に弾けるサウンドに加え、ミュージックビデオでも画面が乱れたり、ローディング中(読み込み中)となったりするなど、タイトルそのものを体現する楽曲です。

斎藤は「バグを楽しく感じられる曲は他にない」とコメント。
「本来はネガティブな意味を持っている言葉で、ここまで曲の世界観を作れるのはすごい」と絶賛します。

清水「ハッとドキドキするような、ドギマギするある種心を乱す毒性のあるメロディに支配されていきますよね」

番組でかけたのは初音ミクバージョンですが、こちらの方がより中毒性が高いと話す清水。

もともと「バグ」は「プロセカ」内のユニット「25時、ナイトコードで。」への書き下ろし楽曲。キャストたちが歌っているバージョンは人が惑いさまよう印象が強く、初音ミクバージョンとは異なる魅力があります。

「プロセカ」の2周年感謝祭で行われたミニライブでも歌われており、清水も「この曲を歌うのか、すごいな」と驚いたとか。
ライブの模様はアーカイブで見ることができること、また「プロセカ」の新しいイベントも始まっているのでこちらも楽しんでほしいと呼びかけました。
(葉月智世)
 
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2022年10月01日00時04分~抜粋

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