RADIO MIKU

初音ミク誕生15周年!パーソナリティが涙をこらえて紹介したリクエスト曲

2007年8月31日、札幌市のクリプトン・フューチャー・メディアがバーチャルシンガー『初音ミク』を発売して15年。
さらに初音ミクたちバーチャル・シンガーの3DCGライブと、創作の楽しさを体感できる企画展を併催したイベント『マジカルミライ』が今年で10周年。

9月2日放送のCBCラジオ『RADIO MIKU』では、清水藍と斉藤初音アナウンサーがアニバーサリーを祝うメッセージを紹介しました。

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初音ミクの誕生日を祝うメッセージ

2007年8月31日、クリプトン・フューチャー・メディアが「キャラクター・ボーカル・シリーズ(CVシリーズ)」の第1弾として発売した『初音ミク』。

この8月31日にはクリエイターたちが初音ミクを使った曲やイラストを発表したりと、ネット上はお祝いモード一色となります。
今年もツイッターでは「初音ミク」関連ワードがトレンド上位を占めました。

番組にも初音ミク生誕15周年にちなんだ楽曲リクエストが多数寄せられました。

「さて、いよいよミク誕(初音ミクの誕生日のこと)15周年だけあって、イベントやコラボも多くて出費もそれに伴い…。でも、楽しみが多いのは純粋にうれしいです。
せっかくなので、リクエストもミクさん15周年にしたいと思います」(Aさん)

祝・ミクさん15周年

Aさんからのリクエストは「夢の続き」( Dixie Flatline feat. 初音ミク・鏡音リン・レン・巡音ルカ)。
ちなみにこの方のラジオネームは「祝・ミクさん15周年」。

斉藤「もう、ラジオネームからミクさんへのお祝いの気持ちが伝わってきますね」
清水「この方ね、いつもいろいろラジオネームを変えながら投稿してくださっているので」

ラジオネームを変えていても、清水にはお見通し。

「夢の続き」を聴いた斉藤は「ボーカロイドたちからの愛の詰まったメッセージのように感じた」とコメント。

あたたかくて優しくて、ホッと安心するメロディで、こんな人間味のある曲を歌っているのがボーカロイドということに驚き、何度聴いても感情がこもっている曲だと思ったそう。ゴスペル調の曲は音が華やかに広がっていくイメージです。

ニコ動コメントに込められた秘密

一方の清水は「夢の続き」に対して、ボーカロイドたちが歌える幸せをかみしめているように感じ、聴いていると泣きそうになると言います。

曲を作ったDixie Flatlineさんがニコニコ動画の投稿欄に「初音ミク、Vocaloidブームの大きな牽引力となった初期からの作曲者の方々に捧げます」と書いていることも紹介。

もうひとつニコニコ動画にアップされたこの曲の後半、コメントにリスナーの好きな曲のタイトルが次々と流れます。

なぜかというと、この曲の3分39秒のタイミングで「あなたの思い出深いボーカロイドソングは何ですか?」とコメント投稿があるから。

清水「3分39秒って秒数にもこだわっていると思うんですよ、個人的には」
斉藤「(39秒で)ミクになるようにコメントを設定して、みんなが好きな曲を書いているんですか。素敵な文化!」

こうした経緯があるため、アニバーサリーの頃に曲を聴くと胸に来るものがある、と熱く語る清水。

好きなものを「好き」と言ってみんなと共有できる空間は、とても大切で尊いものです。
ネット上であればニコニコ動画やSNSですが、リアルであればマジカルミライなどのイベントになります。

放送日はちょうど『初音ミク「マジカルミライ」10th Anniversary in TOKYO』も開催中(4日が最終日)。
「会場に行けなくてもオンライン配信や会場で楽しんでいる人のSNSなどで楽しさを共有してほしい」と締めくくる清水でした。
(葉月智世)
 
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2022年09月03日00時11分~抜粋

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