RADIO MIKU

沖縄からの念願の初投稿、スタジオで紹介できなかった驚きの事情

昔は主に放送している地域でしか聴くことができなかったラジオですが、今やradikoなどの登場もあり、全国各地で楽しめるようになりました。

名古屋市のCBCラジオで放送されている『RADIO MIKU』では、清水藍と斉藤初音アナウンサーが「都道府県チャレンジ」と銘打って、全都道府県から投稿が届くことを目指しています。

そんな中、ようやく沖縄県リスナーから投稿が届いたのですが、驚きの結果に…
7月22日放送分より。

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都道府県チャレンジ

久しぶりに「都道府県チャレンジ」の経過報告が発表されました。

清水「前回は6月頭くらいに一度やったので、(このチャレンジを始めてから)ほぼ2か月ぶりという感じですね」

この「都道府県チャレンジ」は、4月から週1回の30分番組となって始まりました。
投稿のあった「らじみく」(この番組の略称)リスナーの居住地を調査し、47都道府県制覇を目指す企画です。
あくまでも住んでいる地域でカウントするため、旅行先などでお便りを出してもカウントされないというルールがあります。

ついに沖縄から投稿が

発表は5月初旬に始まり、6月の時点で26都道府県と過半数を超えていました。
その後、1か月半経過でどれくらい増えたかというと…。

斉藤「47分の33まで来ました」
清水「おぉ~!(全国制覇が)見えてきましたね」

前回からどの都道府県が増えたのは、岩手県・山形県・群馬県・福井県・熊本県・宮崎県。そして今回、沖縄県のリスナーの投稿があったことが報告されました。

最南端の沖縄県からは、2021年の月~金曜日に放送していた前身番組『RADIO MIKU』、そして土/日曜に放送していた『RADIO MIKU EX』から通算しても投稿がありませんでした。

一方、最北の北海道に関しては、「初音ミク」の販売元であるクリプトン・フューチャー・メディアが札幌市にあり、さらに初音ミクが好き過ぎて移住したという方もおり、番組開始時から多数の投稿が届いていました。

投稿がスタジオにない

喜びもつかの間、「ここでお詫び報告がある」と切り出した清水。

清水「すみませんと言わないといけないことがありますので」
斉藤「そうですね」

ここで清水がスタジオに"変声部長"を名乗る責任者を呼び出しました。
責任者は謝罪を通り越し「社として大失態」と神妙な様子。

実は、沖縄から届いているはずの投稿が、このスタジオにないと説明する責任者。

ラジオの電波は日本全国に飛んでおり、遠くからであれば海外の電波を受信することもあります。
今回沖縄から「受信報告(本来の放送地域外でも電波を受信してラジオを聴くことができたという報告)」がCBCラジオに寄せられたそうです。

受信報告を送ってくれた人に対し、各放送局はベリカード(放送を受信したと証明する受信確認証)を発行しています。
趣向を凝らしたカード(局キャラクターのイラストや放送局社屋、スタジオ、主調整室、送信所などの写真)が発行されていて、収集を楽しみにアマチュア無線などの趣味にいそしんでいる人もいます。

投稿からちょうど5周年の楽曲

実はその受信報告とともに、「らじみく」への投稿が別紙で同封されていました。

受信報告担当の部署から仕分けられた投稿を、担当ディレクターへ渡したと言う責任者。
ところが、その後ディレクターが責任者の席を訪れ、その投稿のコピーをとっていないかを確認。責任者が「コピーなんかとってない」と告げると、ディレクターは「マジか!」と慌てて踵を返したそうです。

実は、事もあろうにディレクターが誤ってシュレッダーにかけてしまったのです。

責任者「そのディレクター、清水っていうんですけど」

名指しされたディレクター兼パーソナリティの清水藍、改めて謝罪します。

清水「本当に申し訳ない。これは反省しています」
斉藤「原本はないけど、内容は心に残ってるんですよね」

清水の記憶によれば、投稿にはらじみくを楽しく聴いていること、ボカロは詳しくないがこういった曲が好きだと数曲のタイトルが書かれていたそう。

そのうちの1曲「砂の惑星」(ハチ feat. 初音ミク)のリクエストに応えて謝り倒すしかない清水。

実はこの放送前日である2022年7月21日は、ハチさんこと米津玄師さんがこの「砂の惑星」を投稿し、ちょうど5年という記念すべき日でした。
(葉月智世)
 
RADIO MIKU
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2022年07月23日00時14分~抜粋

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