RADIO MIKU

ボカロ楽曲で全国を繋げたい!清水藍と斉藤初音アナウンサーの野望

初音ミクのファン歴・15年の清水藍と、名前が縁でパーソナリティを務める斉藤初音アナウンサーが、ボカロ楽曲を紹介するラジオ番組『RADIO MIKU』(CBCラジオ)。

全国からリクエストや投稿が寄せられるこの番組ですが、リスナーが日本のどこにいるのかを知るため、4月から「都道府県チャレンジ」という企画が始まりました。

2か月経った現状はどうなっているのでしょうか?6月3日の放送から。

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天下統一への道は遠い?

番組は2021年の1月から放送されていますが、帯番組から週1回へと改編したのを機に、いったんすべてリセットして4月の放送で呼びかけられた「都道府県チャレンジ」。
5月6日の放送では途中経過が報告されました。
その時点では中国・四国地方からの投稿がゼロということでした。

斉藤「47都道府県を制覇するのも、かなり大変で険しい道ですから。これは頑張っていきましょう」

清水「天下統一目指して頑張っておりますので」

今回は東海地方以外のリスナーからのメッセージを紹介したいと話す清水。

絶妙な語彙力で彩られた歌詞

まず紹介された投稿は広島県のリスナーから。

「初めてラジオにおたよりを送ります。3月からこのラジオを聴き始めた新参者ですが、清水藍さんの地元が広島と聞いて、居ても立っても居られずメールを送らせてもらいました」(Aさん)

Aさんは、中学の頃にボカロと出会って少しずつハマったものの、ボカロについて語り合える友達が周囲にいないため、この番組を楽しみにしているとのこと。

リクエストは「夜と幽霊」(R Sound Design feat.初音ミク)。
夜眠れない時に聴くと、切ない歌詞でさらに眠れなくなるというAさん。

清水「どこで“らじみく”(この番組の略称)を知ったんでしょうね?」
斉藤「確かに…」

「ボカロについて語り合える友達がいない」というAさん。揃って「Twitter?」と声がハモるふたり。
もしかすると、清水がMCを担当する『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク』の公式Webラジオ『セカイ・ステーション』経由かもしれません。

「夜と幽霊」を聴いた斉藤は「夜に散歩しながら聞きたい曲」とコメント。
寂しくて消えてしまうような感覚のことを「幽霊」と表現した語彙力に脱帽したとのこと。

清水も、R Sound Designさんらしさ全開のサウンドで、心地よいピアノや優しいコーラスがぽっかり空いた心を埋めてくれるようだと話します。

ツインテールの日に投稿

続いては島根県からの投稿です。

「久しぶりにおたよりを出します。都道府県チャレンジということで、島根県からエントリーします」(Bさん)

リクエスト曲は「ツインテ―ルをもふもふ 」(ねこみん feat.初音ミク)。
まさにイラストも曲も可愛いという言葉がぴったりで、すり減った心を癒してくれる優しい曲、とBさんからのコメント。

因みにこの曲が投稿されたのは2021年2月2日、ツインテールの日です。
「個人的に芸が細かいと思った」とコメントする清水。

実はねこみんPさんと知人と話す清水、リクエストによって愛知県のクリエイターを紹介できたことも嬉しかったようです。

制覇のために圧力を

ここで「都道府県チャレンジ」の途中経過の発表。

5月6日の時点では47都道府県中の17でしたが、今日の放送時点で、半数を超える26都道府県まで増えました。
今回までに青森県・新潟県・栃木県・奈良県・香川県・岡山県・広島県・山口県・島根県が新たに埋まったとのこと。

ここで清水は、愛知に隣接する静岡県、改編以前にリスナーがいたはずの大分県や鹿児島県からの投稿がないと指摘。暗に強要しているかのようです。

続けて斉藤も、自身がかつて住んでいた愛媛県のリスナーに対し、やんわりと圧力をかけるのでした。
(葉月智世)
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2022年06月04日00時06分~抜粋

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