2007年にクリプトン・フューチャー・メディアから発売された、バーチャルシンガーの鏡音リン・鏡音レン。
昨年12月27日に、設定年齢と同じ14歳を迎えたこのキャラクターを使った楽曲が人気の音楽制作サークルWONDERFUL☆OPPORTUNITY!(以下ワンオポ)。
1月1日放送のCBCラジオ『RADIO MIKU EX』では、このワンオポからじーざすPさんとマイナスPさんが登場し、音楽経歴やボカロとの出会い、鏡音リン・鏡音レンを購入した理由までを語りました。
聞き手は清水藍です。
コミカルで面白い曲を作るふたり
じーざすPさんとマイナスPさんは、それぞれ個々にボカロPとして活動しつつ、音楽制作サークル「WONDERFUL☆OPPORTUNITY!」を2009年に結成。
数々の人気楽曲を制作しており、特に「リモコン」「しんでしまうとはなさけない!」「ぼうけんのしょがきえました!」などは名曲として知られていています。
ノリのいい曲調やコミカルな歌詞が鏡音リン・レンのキャラクターと相まった、聴き応えのある曲を多く作っています。
数々の人気楽曲を制作しており、特に「リモコン」「しんでしまうとはなさけない!」「ぼうけんのしょがきえました!」などは名曲として知られていています。
ノリのいい曲調やコミカルな歌詞が鏡音リン・レンのキャラクターと相まった、聴き応えのある曲を多く作っています。
まったく違うふたりの音楽経歴
音楽制作を始めたきっかけについて語るふたり。
じーざすP「音楽を作り始めたきっかけは、家にWindows2000がありまして、そこに『Singer Song Writer』ってソフトが入っていたので使おうと思って使い始めたのがきっかけです」
DTMを始めたのは、Windows2000が出た2000年頃とのこと。楽器経験については、ピアノ経験が少しあるんだとか。
いきなりパソコンで作曲を始めたじーざすPさんは、最初は難しいと思いながらも「暇だったから」ハマっていったと笑います。
マイナスPさんはどうでしょうか。
マイナスP「きっかけは、母がギターを弾いていたので小学校の頃からギターに触る機会が多かったんですよ。『意外と弾けるぞ』ってなって、将来これ(音楽)を仕事にできたらなと思ってました」
サラッと答えたマイナスPさんですが、学校から帰ると常にギターが置いてある環境だったため、弾いているうちに上達したそうです。
最初は歌本を見て弾き語りの曲をカバーしていましたが、ギターのコードを覚えるとJ-POPなど様々な曲をカバー。「このメロディがいいな」「ここはこうしたらもっと良くなるのに」と試行錯誤しているうちにオリジナル曲ができ、「曲の作りは意外と簡単だと思った」と振り返ります。
じーざすP「音楽を作り始めたきっかけは、家にWindows2000がありまして、そこに『Singer Song Writer』ってソフトが入っていたので使おうと思って使い始めたのがきっかけです」
DTMを始めたのは、Windows2000が出た2000年頃とのこと。楽器経験については、ピアノ経験が少しあるんだとか。
いきなりパソコンで作曲を始めたじーざすPさんは、最初は難しいと思いながらも「暇だったから」ハマっていったと笑います。
マイナスPさんはどうでしょうか。
マイナスP「きっかけは、母がギターを弾いていたので小学校の頃からギターに触る機会が多かったんですよ。『意外と弾けるぞ』ってなって、将来これ(音楽)を仕事にできたらなと思ってました」
サラッと答えたマイナスPさんですが、学校から帰ると常にギターが置いてある環境だったため、弾いているうちに上達したそうです。
最初は歌本を見て弾き語りの曲をカバーしていましたが、ギターのコードを覚えるとJ-POPなど様々な曲をカバー。「このメロディがいいな」「ここはこうしたらもっと良くなるのに」と試行錯誤しているうちにオリジナル曲ができ、「曲の作りは意外と簡単だと思った」と振り返ります。
カバー曲からボカロを知る
ボーカロイドとの出会いはどうでしょうか。
じーざすP「私はニコニコ動画の初期にボーカロイドを探していたというよりも、懐メロを聴こうと思って。
今でいう無断転載がゴロゴロあったので、globeを聴いていたらシグナルPさんの鏡音リンちゃんがglobeをカバーした曲に当たりまして。そこですごいなと思ったのがボーカロイドに触れた最初のきっかけですね」
聴いてみた時の印象は「人間の声とは違うけど、人間とは違う良さがある」と感じたそうです。
それまでは歌うソフトがあることは知らなかったそう。
横で聞いていたマイナスPさんも、ボーカロイドに出会うまでは読み上げソフトくらいしかなかったと述懐。
ふたりとも「技術もここまできたか」「すごいな」と驚いたそうです。
じーざすP「私はニコニコ動画の初期にボーカロイドを探していたというよりも、懐メロを聴こうと思って。
今でいう無断転載がゴロゴロあったので、globeを聴いていたらシグナルPさんの鏡音リンちゃんがglobeをカバーした曲に当たりまして。そこですごいなと思ったのがボーカロイドに触れた最初のきっかけですね」
聴いてみた時の印象は「人間の声とは違うけど、人間とは違う良さがある」と感じたそうです。
それまでは歌うソフトがあることは知らなかったそう。
横で聞いていたマイナスPさんも、ボーカロイドに出会うまでは読み上げソフトくらいしかなかったと述懐。
ふたりとも「技術もここまできたか」「すごいな」と驚いたそうです。
「初音ミクの消失」の衝撃
一方で「カバー曲はあまり聴いていなかった」というマイナスPさんのボカロの出会いは?
マイナスP「いきなりオリジナル曲を聴いたんですけど、cosMo@暴走Pさんの『初音ミクの消失』を聴いて、これはすごいなと思って。今聴いても感動しますね。あの衝撃は今でも覚えています」
何でもありだと思って面白いと感じたマイナスPさん。
じーざすPさんも、cosMo@暴走Pさんの曲は「とにかくテンポが速くてこんな曲もアリなんだ」と驚いたとか。
マイナスP「いきなりオリジナル曲を聴いたんですけど、cosMo@暴走Pさんの『初音ミクの消失』を聴いて、これはすごいなと思って。今聴いても感動しますね。あの衝撃は今でも覚えています」
何でもありだと思って面白いと感じたマイナスPさん。
じーざすPさんも、cosMo@暴走Pさんの曲は「とにかくテンポが速くてこんな曲もアリなんだ」と驚いたとか。
ジャケ買いでリンレン
初めて買ったバーチャルシンガーは『初音ミク』ではなかったというふたり。その理由は?
じーざすP「買いに行った時に、鏡音リン・レンがあってパッケージが可愛くて」
マイナスP「そうそう。実際に買いに行ったんですよ、家電量販店に。秋葉原のヨドバシカメラですね」
ふたりで買いに行き、売り場でどれを買おうか?となったそう。
マイナスPさんは「ボカロなら何でもいい」と思っていたんだとか。当時は登場したばかりのGUMI(Megpoid)が流行っており、GUMIでもいいかなという程度の認識でした。
そのため、じーざすPさんに選んでいいと任せた結果、鏡音リン・レンのパッケージの可愛さに目が止まりました。
「ひとつのパッケージにふたつの声が入っていてお買い得だったし、曲の幅が広がりそう」とのマイナスPさんの言葉に思わず爆笑する清水藍でした。
(葉月智世)
じーざすP「買いに行った時に、鏡音リン・レンがあってパッケージが可愛くて」
マイナスP「そうそう。実際に買いに行ったんですよ、家電量販店に。秋葉原のヨドバシカメラですね」
ふたりで買いに行き、売り場でどれを買おうか?となったそう。
マイナスPさんは「ボカロなら何でもいい」と思っていたんだとか。当時は登場したばかりのGUMI(Megpoid)が流行っており、GUMIでもいいかなという程度の認識でした。
そのため、じーざすPさんに選んでいいと任せた結果、鏡音リン・レンのパッケージの可愛さに目が止まりました。
「ひとつのパッケージにふたつの声が入っていてお買い得だったし、曲の幅が広がりそう」とのマイナスPさんの言葉に思わず爆笑する清水藍でした。
(葉月智世)
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