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ボカロP・Re:nGが語る「初音ミク」との運命の出会い

「初音ミク」を発売するクリプトン・フューチャー・メディアが、ミク以前に発売したバーチャルシンガーのひとつに、KAITOがいます。

発売から今年で15周年ということで、今週末に開催される『初音ミク「マジカルミライ2021」』のステージでも大々的にフィーチャーされています。

そのKAITOの15周年アニバーサリーソング「レイニースノードロップ」を発表したボカロP・Re:nGさんが、10月30日放送の『RADIO MIKU EX』に出演しました。
パーソナリティの清水藍が、名前の由来や初音ミクとの出会いについて尋ねます。

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名前はユーザーに名付けてもらった?

Re:nG「元々、匿名でやってたんですが、当時ニコニコ動画の流れに乗ってユーザーの方に名前を付けてもらって。それ以来(この名前を)ずっと使っています」

実はこのボカロP名、2007年7月末にニコニコ動画組曲のリアレンジ版を投稿した際、ユーザーからリアレンジをもじって「Re:nG」と名付けてもらったんだそうです。

ニコニコ動画投稿前から音楽活動をしていて、エレクトーンやピアノの経験を持っています。
しかし「コンクールで勝ち上がっても、もっとうまい人が出てくる」と悩んでいた頃、打ち込みと出会います。

「データを打ったら絶対に間違えないのは最高だ」と実感したことをきっかけに、高校生の頃から作曲・アレンジに没頭していったRe:nGさん、吹奏楽の経験もあり、トランペットも吹けるそうです。

またギターは高校に置いてあったものを使って弾き、ドラムはバンドスコアを見ながらの習得したとのこと。
 

初音ミクに出会ったのはネギを振り回すあの曲

続いて、初音ミクと出会ったきっかけについて質問する清水。

Re:nG「『Ievan Polkka』のネギを振り回すやつですね(笑)」

その他、人気曲となる「みくみくにしてあげる」にも注目していたと言います。

清水「衝撃を受けた曲はありますか?」

Re:nG「いつも言ってるんですけど、くちばしPさんの『私の時間』がすごく印象に残っていて。
作曲しているので、自分の曲も他人の曲も厳しい目で聴きがちですけど、この曲は非の打ちどころがないというか、歌詞の世界観もメロディーも本当にいい。衝撃でしたね」

「私の時間」もニコニコ動画初期では超名曲として知られ、初音ミク像を作ったと言っても過言ではない作品のひとつです。
実際に番組内で聴いたRe:nGさんと清水ともに「本当にいい曲ですね!」と改めて楽曲の良さを実感。

初音ミク登場の頃のニコニコ動画ではアレンジやカバー作品が多く、オリジナル曲をあまり歓迎しない空気があったそう。
しかし、これらの曲を聴いたRe:nGさんは「オリジナル曲を出してもいい」という雰囲気を感じ、初音ミクの曲を作るようになっていきます。
 

初音ミクを使って曲作りをして感じたこと

Re:nGさんが実際に、初音ミクを使って曲作りを始めた頃のことを語ります。

Re:nG「言葉を入れたらすぐ歌ってくれるのは、びっくりというか、ありがたいなと。
その頃の(初音ミクの)初期設定の兼ね合いで、歌が不安定だったりすることも面白かったと思います」

ちなみに、高校時代に一度だけコピーバンドに参加したことがあるRe:nGさん。
Mr. Bigなどのコピーをやるバンドから、キーボードとして呼ばれることも多かったそう。
バンドを組んでオリジナル曲を作る経験はありませんが、作った曲は友達に聴かせる程度だったとのこと。

Re:nG「ボーカロイドは歌ってくれるけれど、全部自分で打ち込むと疲れてしまう。でも、他人に歌ってもらうのは心が動かされる反面、相手に気を使ったり、自分の思ったようにならなかったりすることもありました」

そんなモヤモヤを抱えて生歌とボーカロイドに回帰するサイクルを繰り返していると苦笑い。
より多くの人に聴いてもらえるニコニコ動画という場に移ったことで、志向が似ている人たちと触れ合えたことは大きかったようです。

Re:nG「ニコニコ動画のすごいところは、『歌ってみた』とか、本当に好きじゃないとやらないと思うんです。関係性が最初から良好というか。すごく仲良くなった人が増えて、感謝してます」

次回はRe:nGさんがKAITO、そしてアニバーサリーソングについて語るようです。
(葉月智世)
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2021年10月30日20時35分~抜粋

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