10月14日からニコニコ生放送で開催される、ボカロ楽曲の祭典『The VOCALOID Collection ～2021 Autumn～』。
『ニコニコ超会議』から独立し、ボカロファンにとってお馴染みとなっているイベントです。
企画を担当する株式会社ドワンゴの丸山堅大さんが、9月5日放送の『RADIO MIKU EX』に出演し、意外な音楽経歴を語りました。
聞き手は清水藍です。
ボカコレの中の人が登場！
『ボカロ文化をきっかけに生まれたインターネット等で活動するクリエイターやユーザー、企業などボカロに関わる全ての方が参加できる祭典です』と公式サイトで謳われている通り、ボカロＰから絵師（イラストレーター）などたくさんの方が参加する『ボカコレ』。
この企画をした丸山さんはどのような人物なのでしょう。
ボカコレ全体の企画プロデュースや、ディレクション、『ニコニコネット超会議』などドワンゴ関連の企画・ライブ製作に携わっている丸山さん。
丸山さん「例えば、ドワンゴが企画した2017年のボーカロイドのCGライブのディレクションや、任天堂さんと協同している『スプラトゥーン』のハイカライブKYOTO MIXの製作進行ディレクションなど、音楽とCGを絡めたような製作を主におこなっていますね」
ボカコレ以前から、ドワンゴの社内でボカロや音楽に携わってきたことがわかります。
この企画をした丸山さんはどのような人物なのでしょう。
ボカコレ全体の企画プロデュースや、ディレクション、『ニコニコネット超会議』などドワンゴ関連の企画・ライブ製作に携わっている丸山さん。
丸山さん「例えば、ドワンゴが企画した2017年のボーカロイドのCGライブのディレクションや、任天堂さんと協同している『スプラトゥーン』のハイカライブKYOTO MIXの製作進行ディレクションなど、音楽とCGを絡めたような製作を主におこなっていますね」
ボカコレ以前から、ドワンゴの社内でボカロや音楽に携わってきたことがわかります。
ニコニコ動画の初期に出会った
ニコニコ動画は株式会社ドワンゴが2006年12月12日から運営・提供している動画共有サービス。
そもそも丸山さんは、ニコニコ動画とどのように出会ったのでしょう？
丸山さん「ニコニコ動画との出会いは、2007年に10万人限定でニコニコ動画がアカウント募集をしたことがありまして。
その頃、大学の友人に『面白いサイトがある』って教えてもらって、アカウント募集に応募して。アカウントを手に入れたことが初めての出会いでした」
初期のニコニコ動画は、現在のように誰もが登録できるシステムではありませんでした。
パーソナリティの清水藍も、当初は閲覧に時間制限があったと高校時代を振り返ります。
当時丸山さんは、ニコニコ動画でどんなコンテンツを見ていたのでしょう？
丸山「当時はアニメマットとかが好きで。『かのんをロックにしてみた』のような演奏してみた（動画）とか」
そもそも丸山さんは、ニコニコ動画とどのように出会ったのでしょう？
丸山さん「ニコニコ動画との出会いは、2007年に10万人限定でニコニコ動画がアカウント募集をしたことがありまして。
その頃、大学の友人に『面白いサイトがある』って教えてもらって、アカウント募集に応募して。アカウントを手に入れたことが初めての出会いでした」
初期のニコニコ動画は、現在のように誰もが登録できるシステムではありませんでした。
パーソナリティの清水藍も、当初は閲覧に時間制限があったと高校時代を振り返ります。
当時丸山さんは、ニコニコ動画でどんなコンテンツを見ていたのでしょう？
丸山「当時はアニメマットとかが好きで。『かのんをロックにしてみた』のような演奏してみた（動画）とか」
ニコニコ動画でみていたもの
そして話題はボーカロイドとの出会いに。
当時「ニコニコ動画のランキングを見て楽しむのが肝」だと思っていたという丸山さん。
ある時『みくみくにしてあげる』など、初音ミク関連動画がランクインしていたことから、ボーカロイドの存在を知ったそうです。
ソフトウェア「初音ミク」が発売されたのは、2007年8月31日。ニコニコ動画のサービス開始から9か月ほどです。
初音ミク動画のブレイクによって、ニコニコ動画の存在が広く知られ、ニコニコ動画の普及によってボカロ楽曲がクローズアップされるという、切っても切れない関係が生まれたのです。
今では「古参」と呼ばれる当時からのファンとして、丸山さんも清水藍も原体験として振り返ります。
当時「ニコニコ動画のランキングを見て楽しむのが肝」だと思っていたという丸山さん。
ある時『みくみくにしてあげる』など、初音ミク関連動画がランクインしていたことから、ボーカロイドの存在を知ったそうです。
ソフトウェア「初音ミク」が発売されたのは、2007年8月31日。ニコニコ動画のサービス開始から9か月ほどです。
初音ミク動画のブレイクによって、ニコニコ動画の存在が広く知られ、ニコニコ動画の普及によってボカロ楽曲がクローズアップされるという、切っても切れない関係が生まれたのです。
今では「古参」と呼ばれる当時からのファンとして、丸山さんも清水藍も原体験として振り返ります。
投稿より製作でボカロＰを支えた丸山さん
ニコニコ動画は、ユーザーの投稿によって大きくなりました。曲やイラストを投稿するクリエイターが続々と誕生する中、意外にも丸山さんは作品を投稿しなかったそう。
丸山さん「周りにボカロPさんたちがたくさんいる環境だったんで『自分が投稿するなんておこがましい』って思っちゃったんですよ。あまりに周りがすごすぎて」
当時の丸山さんは、ニコニコ動画の音楽レーベルであるDMEレーベルに知人がいたことから、アルバイト募集を経て制作に関わったそうです。
そして周囲には、ロックバンド「ヒトリエ」でボーカル・ギターを担当するwowakaさんやハチさん（現在の米津玄師さん）らの、シーンを築いたボカロPたちがいたそうです。
特に印象に残っているのが、wowakaさんのアルバム『アンハッピーリフレイン』の制作に携わったこと。
真剣にこだわった曲作りをするwowakaさんを間近に見ていたことを懐かしそうに話していました。
そのwowakaさんは2019年4月に急逝してしまい、ファンだけでなく関係者たちにも大きな衝撃を与えました。当時、米津玄師さんもブログで「ライバルであり、親友であり、どこか兄のようでもあった」と故人を偲びました。
初期のムーブメントを支えた大物ボカロPと時間を共有した丸山さん。ドワンゴで様々な取り組みを始めていくのです。
（葉月智世）
丸山さん「周りにボカロPさんたちがたくさんいる環境だったんで『自分が投稿するなんておこがましい』って思っちゃったんですよ。あまりに周りがすごすぎて」
当時の丸山さんは、ニコニコ動画の音楽レーベルであるDMEレーベルに知人がいたことから、アルバイト募集を経て制作に関わったそうです。
そして周囲には、ロックバンド「ヒトリエ」でボーカル・ギターを担当するwowakaさんやハチさん（現在の米津玄師さん）らの、シーンを築いたボカロPたちがいたそうです。
特に印象に残っているのが、wowakaさんのアルバム『アンハッピーリフレイン』の制作に携わったこと。
真剣にこだわった曲作りをするwowakaさんを間近に見ていたことを懐かしそうに話していました。
そのwowakaさんは2019年4月に急逝してしまい、ファンだけでなく関係者たちにも大きな衝撃を与えました。当時、米津玄師さんもブログで「ライバルであり、親友であり、どこか兄のようでもあった」と故人を偲びました。
初期のムーブメントを支えた大物ボカロPと時間を共有した丸山さん。ドワンゴで様々な取り組みを始めていくのです。
（葉月智世）
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