「初音ミク」に携わっているのは、作詞・作曲をするボカロPだけではありません。
ビジュアルも大切な要素のひとつ。楽曲と組み合わせることで、その魅力と世界観を広げることができます。
CBCラジオ開局70周年キャンペーンで公式イメージキャラクターとなった「初音ミク」を描いた、イラストレーター・おぐちさんが5月16日放送の『RADIO MIKU EX』に出演。
これまでの作品やボカロ・初音ミクとのかかわりについて清水藍が尋ねます。
人気イラストレーターおぐち、「初音ミク」との出会いを語る
おぐちさんが関わってきた作品たち
東京在住で1991年生まれのおぐちさんは、実は清水と同い年。
初音ミクが2007年8月に16歳の設定で誕生していますが、何と2007年はおぐちさんと清水も同じ16歳。いわば同級生のようなもの。
興奮気味に語る清水に思わず苦笑するおぐちさん。
まずおぐちさんに経歴を質問する清水。
おぐち「艦これ(『艦隊これくしょん-艦これ-』)だったり、2014年のレーシングミクとか。基本的にはゲームのキャラクターデザイナーやライトノベルの表紙など幅広くやっているつもりですね」
他にもボーカロイド関連ではCDジャケットなども手掛けています。
初音ミクが2007年8月に16歳の設定で誕生していますが、何と2007年はおぐちさんと清水も同じ16歳。いわば同級生のようなもの。
興奮気味に語る清水に思わず苦笑するおぐちさん。
まずおぐちさんに経歴を質問する清水。
おぐち「艦これ(『艦隊これくしょん-艦これ-』)だったり、2014年のレーシングミクとか。基本的にはゲームのキャラクターデザイナーやライトノベルの表紙など幅広くやっているつもりですね」
他にもボーカロイド関連ではCDジャケットなども手掛けています。
気になるボカロとの出会いは?
おぐちさんが初音ミクを知ったきっかけは何だったのでしょうか?
おぐち「もともと画家を目指していて美術系の大学にいたんですけど、大学時代に僕が趣味で描いていたイラストを見た、ボカロのCDアルバムを制作しようとしているプロデューサーから連絡が来て『ジャケットを描いてほしい』と言われたのがボカロとの出会いでしたね」
ただ、この時のCDジャケットで描いたのは「初音ミク」ではなかったそうです。
この仕事をきっかけに、「初音ミク」をはじめ様々なキャラクターの絵を描くようになったというおぐちさん。
また、この仕事を通じて知り合ったクリエイターやスタッフとはその後も一緒に仕事しており、おぐちさんも「何がきっかけになるかわからないですね」としみじみ語ります。
おぐち「もともと画家を目指していて美術系の大学にいたんですけど、大学時代に僕が趣味で描いていたイラストを見た、ボカロのCDアルバムを制作しようとしているプロデューサーから連絡が来て『ジャケットを描いてほしい』と言われたのがボカロとの出会いでしたね」
ただ、この時のCDジャケットで描いたのは「初音ミク」ではなかったそうです。
この仕事をきっかけに、「初音ミク」をはじめ様々なキャラクターの絵を描くようになったというおぐちさん。
また、この仕事を通じて知り合ったクリエイターやスタッフとはその後も一緒に仕事しており、おぐちさんも「何がきっかけになるかわからないですね」としみじみ語ります。
ネットに投稿した絵がきっかけでイラストレーターへ
「絵師」と呼ばれるイラストを趣味とする人たちが、インターネット上で作品を発表することはもはや日常になりました。おぐちさんはどうだったのでしょうか。
おぐち「パソコンにインストールされているペイントツールや、フォトショップで描いた絵を見せ合うってのはありました。pixiv(ピクシブ)とか、学校とは違う、趣味で描いた絵を通じて知り合える場所として使っていました」
学生時代は画家を目指しており、イラストレーターになるとは思っていなかったと明かしたおぐちさん。
当時、アニメの絵はアニメーターが、ゲームキャラクターはゲーム会社に就職した人が、とそれぞれの職業や業界の人が描くものだと思っていました。
ネットに投稿していた絵を見た人から「使いたい」と連絡を受けたことで、「自分のような絵を必要としている人もいるんだ。これなら卒業後も稼いでいけるかな」と思い、結果的にフリーのイラストレーターになったという印象深いエピソードでした。
絵や音楽、シナリオなど何か作っても、発表しなければ存在すら気づかれないまま終わってしまいます。
おぐちさんの話を聞いて、とにかく発表する大切さを実感した清水でした。
(葉月智世)
おぐち「パソコンにインストールされているペイントツールや、フォトショップで描いた絵を見せ合うってのはありました。pixiv(ピクシブ)とか、学校とは違う、趣味で描いた絵を通じて知り合える場所として使っていました」
学生時代は画家を目指しており、イラストレーターになるとは思っていなかったと明かしたおぐちさん。
当時、アニメの絵はアニメーターが、ゲームキャラクターはゲーム会社に就職した人が、とそれぞれの職業や業界の人が描くものだと思っていました。
ネットに投稿していた絵を見た人から「使いたい」と連絡を受けたことで、「自分のような絵を必要としている人もいるんだ。これなら卒業後も稼いでいけるかな」と思い、結果的にフリーのイラストレーターになったという印象深いエピソードでした。
絵や音楽、シナリオなど何か作っても、発表しなければ存在すら気づかれないまま終わってしまいます。
おぐちさんの話を聞いて、とにかく発表する大切さを実感した清水でした。
(葉月智世)
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