芸人の酒井直斗がパーソナリティを務めるCBCラジオ『酒井直斗のラジノート』では、8月24日に番組初の有料イベント『ラジノート 文化祭~全員実行委員会2024夏~』を開催しました。
8月28日の放送では、ゲストのないイベントのはずが、主役をさらわれてしまった悲しいエピソードを報告しました。
リスナーにオープニングを任せる
24日のイベントでは、オープニングアクトをリスナーに任せた酒井。そのリスナーから番組に投稿がありました。
「お疲れ様でした。オープニングアクトは本当にいい経験でした」(Aさん)
オープニングを依頼したのは2人のリスナー。一人は大道芸、もう一人はフリップ芸でした。酒井は前説で登場しました。
ふたりには早めに来てもらいリハーサルをしたところ、大道芸のリスナーは和傘とボール、フリップ芸のリスナーは譜面台とフリップ用の紙をそれぞれが用意してきました。
酒井「俺は思った。なんで俺は初めての単独イベントでリスナーにこんな大役を任せているんだと。俺がやればいいじゃないかと思った」
そして本番ではどちらの芸も会場が大いに沸いたそう。任せて良かったと思う反面、主役の座を取られたような気持ちもあった様子。
フリップ芸をしたリスナーにちょっとしたアドバイスを贈った酒井ですが、大道芸をしたリスナーからは「僕には何もアドバイスをくれない」と拗ねられました。
酒井は「さすがに傘回しに何をアドバイスしたらいいのかわからん」と困った様子。
スタッフの流したBGM
最後に番組のコーナー「左右」を披露した酒井。
これは、左右どちらかの箱に入っている賞品を当てた場合、リスナーにその賞品をプレゼントを贈るコーナー。
ステージには「苦くて健康にいいお茶」と「おいしいお茶」を用意し、酒井が外れの「苦くて健康にいいお茶」を当てるストーリーを仕込んでいました。
会場の参加者にどちらを飲めばいいか聞くも、意見が割れ、結局両方飲んでしまう酒井。
ところが、どちらが苦いのかわからないというハプニング。
スタッフは味見をしていなかったようで、何とも言えない結果に。
酒井「『一体どっちが外れかわからん!』ってなった時に、会場には番組でハズレを引いた時の哀しいBGMが流れて参加者は大爆笑。
イベントの最後だよ?最悪だった。音響をやった番組プロデューサーに全部手柄を持っていかれた…」
想定外の展開に、舞台で立ち尽くしたと振り返りました。
真の主役はまさかの…
主役になれない酒井の悲劇は、まだまだ続きます。
イベント終了後、会場の外へ出て番組オリジナルノートを手売りしていた酒井ですが、観客の2~3割が出てこないことに気づきます。
酒井「そうか、俺のイベントがそんなに楽しかったのか、だから帰るのが惜しいのか…と思ったら違ったんだ」
実はこのイベントに、同局の『大津功と鈴木絢音の通になりた~い!』などに出演している大津功さんが観客として参加していました。
物販に励む酒井そっちのけで、リスナーたちが大津さんを囲み即興のサイン会が始まっていたのです。
酒井「メインは俺だ!主役の座を奪わないでくれ!」
リスナーだけでなく、スタッフ、最後に観客の大津さんにまで主役を奪われた酒井。
「第二回は冬にやりたい!」とリベンジを誓いました。
(葉月智世)
酒井直斗のラジノート
この記事をで聴く
2024年08月28日22時00分~抜粋