酒井直斗のラジノート

全国番組に出演したローカルタレントの「妙な連帯感」。

3月16日、フジテレビ系の『めざましどようび』の企画で、名古屋代表として出演したピン芸人の酒井直斗。
念願の全国ネット出演を果たしたものの、他の地方から出演した共演者との会話で切ない思いをしたようです。
その経緯を、CBCラジオ『酒井直斗のラジノート』で明かしました。

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バーターで全国区番組出演

今回の出演のきっかけとなったのは、4ヶ月前の『めざましテレビ』への出演でした。

酒井「『FNSご当地うま撮GP』ってのがあって、各地方のおいしいご飯2つ紹介して、放送中にX(旧Twitter)で投票するの。
東海地区を勝ち抜いたのが『気晴亭』のしゃちほこ丼。で、各地区を勝ち抜いたグルメが最後、東京・有明のめざましご当地グルメパークで頂上決戦」

あくまでも「しゃちほこ丼」のバーターで出演できたと自虐する酒井。

当日は朝5時50分にホテルのロビーに集合だったため、手配された有明のホテルで前泊しますが、ここで問題が。

チェックインで渡されたカードキーは7階。しかしエレベーターには行き先階のボタンがありません。
カードをかざさないと乗れないタイプのエレベーターと気づいたものの、降りたい7階の表示がありませんでした。

そこで「ドッキリGP」の撮影を疑った酒井、カメラがないか確認しながらロビーに戻ると、単に低層階(7階まで)と高層階(8階以上)のエレベーターが別々でした。

パンサー向井慧さんのおかげ

集合場所のロビーで待っていると、同じホテルに宿泊していた各地区の代表タレントたちが集まってきました。

新潟代表は黄緑のジャケットを着たプロレスラーのスーパー・ササダンゴ・マシンさん、黒っぽいGジャンを着た愛媛代表・中岡りょういちさん(「ジャパハリネット」ドラム)、真っ黄色のジャケットに茶色の襟のカステラカラー・長崎代表・長崎亭キヨちゃんぽんさん。そしてピンクにヒョウ柄っぽいジャケットを着た山形代表・ミッチーチェンさんと酒井の5人です。

プロレスファンの酒井はスーパー・ササダンゴ・マシンさんに会えたのが嬉しく、自己紹介したものの、ここで思わぬ事実が発覚します。

酒井「スーパー・ササダンゴ・マシンさんに『あ、自動販売機と同じ大きさの…』って言われた。さらに『畳一畳よりちょっと大きいよね?』って」

これは、この『ラジノート』の番宣フレーズ。なぜ知っているのか尋ねると「パンサー・向井さんの『#むかいの喋り方』でCMを聴いた」とのこと。
残念ながら『ラジノート』そのものは聴いていないとのことでした。

妙な連帯感

エレベーターで下に降り、車でめざましご当地グルメパークへ移動することになりますが、ここでも問題が。

酒井「エレベーターに乗る時に気付いた。この5人でエレベーターに乗れないの。なぜなら俺183㎝94㎏、スーパー・ササダンゴ・マシンほぼ同じ大きさで124㎏、ミッチーチェンさんも俺と同じくらい大きい、長崎亭キヨちゃんぽんさん・中岡りょういちさんもまあまあ大きい」

エレベーターの重量制限に引っかかったのです。
仕方なく2組に分かれますが、その際にミッチーチェンさんから「ご当地タレントあるあるだね、小太りって」と話しかけられた酒井。

「下手に貧乏ではなく程よく稼いでるから」との言葉に納得していると、先にエレベーターで降りた3人も、同じく「ご当地タレントは小太り」と盛り上がっていました。
ご当地タレントたちは妙な連帯感で繋がりました。
(葉月智世)
 
酒井直斗のラジノート
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2024年03月20日22時02分~抜粋

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