酒井直斗のラジノート

地獄の仕打ち!運動不足のピン芸人、バトンリレーで屈辱

1月28日、名古屋を中心に活動するピン芸人・酒井直斗が、埼玉のFMラジオ放送局 NACK5のランニングイベント「NACK5チームラン」に出演しました。

日頃の運動不足によりぜい肉がついていることを自覚している酒井、31日放送のCBCラジオ『酒井直斗のラジノート』では、イベントで散々な目に遭ったことを報告しました。

[この番組の画像一覧を見る]

ファットマンの苦悩

酒井がレギュラー番組を持っているNACK5が主催する「NACK5チームラン」に出演するため、始発の新幹線に乗り、さいたま市へ移動した酒井。

酒井が参加した「42.195kmチームラン」は駅伝のようなチーム対決。
ただし、走る順番や1人あたりの周回数は各チームが自由に決められ、また一度走り終えた人が再び走ることも可能というもの。

ランニングコースは1周1.5~1.6㎞で、ひとりあたり4周ほど走る計算ですが、後にこれらのルールが酒井を苦しませることになります。

酒井「ファットマンの俺からすると、一周1.5~1.6㎞は7.58(ナゴヤ)㎞に相当する距離に感じるの。きついんだよ…」

運動不足を実感しながらも息も絶え絶えに走り抜き、他のパーソナリティにバトンを渡してホッとした酒井。

ここで関係者から「先にお昼ご飯を食べに行っていいですよ」と声をかけられ、休憩もかねて昼食をとり、復活して会場へ戻った酒井。
悲劇はこの後起こります。

なおとん、大丈夫?

酒井が食事から戻ると、チームのパーソナリティたちが一斉に昼食に出てしまいます。

パーソナリティが全員いなくなったということは、必然的に次のバトンを酒井が受け取らなくてはいけません。
彼を待ち受けていたのは、パーソナリティたちが戻るまでのエンドレスマラソンだったのです。

バトンを受け取った酒井、仕方なく再び走り出します。

酒井「ご飯を食べた直後に走って横腹が痛くなった経験ない?俺は中学の休み時間でサッカーやって、横腹が痛くなって叩いたことを思い出すんだけど。食後すぐのマラソンってその12倍くらいは痛くなるんだよ、なぜなら俺はファットマンだから」

横腹の痛みに耐えて走る酒井、延々と自分が走り続ける羽目になるのを防ぐため、他のパーソナリティたちが食事から戻るまでの時間稼ぎを考えていました。

そんな彼に、さらに屈辱的な仕打ちが襲います。

NACK5リスナーから「なおとん」という愛称を付けられていた酒井。
時間稼ぎの事情を知らないリスナーから「なおとん頑張って!大丈夫?」と大声援が送られてしまったのです。

普段ならありがたい声援なのに、横腹の痛みもあって何とも言えない気分で走り続けます。

救世主から地獄の一言が…

「誰もバトンを受け取ってくれない」とあきらめていた酒井の前に救世主が現れます。

「俺が走るよ。バトンちょうだい!」と声をかけてきたのは、なんと番組プロデューサー。
その声に、最後の力を振り絞ってバトンをつないだ酒井。

ようやくお役御免と思った酒井に、思わぬ言葉をかけるプロデューサー。

酒井「そのまま走っていくと思ったら振り返ってさ。『酒井君、俺が走った後もう1回走れる?』って言うんだよ」

断るわけにもいかず、三度も走ることになった絶望で目の前が暗くなった酒井。
横腹の痛さも相まって、膝をついた姿勢で待つ羽目になりました。

さらに困ったことに、プロデューサーは酒井より2歳ほど年上にもかかわらず、酒井とは比較にならない速さで軽やかに走り抜け、わずか6分であっさり完走。

「そんなに早く戻ってこなくていい…」と泣きたい気持ちをこらえて、みたび走り出した酒井。

身をもって運動不足を実感したものの、これから走る習慣を取り入れる気はなさそうです。
(葉月智世)
 
酒井直斗のラジノート
この記事をで聴く

2024年01月31日22時08分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報