酒井直斗のラジノート

古舘伊知郎への挨拶を石井亮次に妨害されたピン芸人

フリーアナウンサーの古舘伊知郎さんを尊敬しているという、名古屋のピン芸人・酒井直斗。

CBCテレビ『ゴゴスマ』の出演などにより、名古屋で古舘さんに出会えるチャンスが訪れた酒井。
ところが雪のおかげで大変な目に遭い、さらに同じ場にいた石井亮次さんから洗礼を浴びたことを振り返りました。

1月24日放送のCBCラジオ『酒井直斗のラジノート』より。

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カレー煮込みうどん

放送日は名古屋でも雪が降りました。「雪で思い出したことがある」と酒井。

それは今から3年ほど前の冬、雪が降った名古屋で憧れの人・古舘伊知郎さんに初めて会った思い出でした。

酒井「CBCラジオで特番をやっていて、水曜の夜7時から9時まで古舘伊知郎さんは、俺がいる隣のスタジオで生放送の特番をやっていたんだよ。『ゴゴスマ』の石井亮次アナと一緒に」

酒井は番組スタッフに「ご挨拶だけでもいいから、スタジオに伺ってもいいですか?」と懇願。OKをもらえたものの、「手ぶらで挨拶へ行くだけではいけない」と気の利いた差し入れをと思いつきます。

CBC付近のスーパーへ向かい、悩んだ挙句に買ったのは、なぜか「カレー煮込みうどん」。

酒井としては「名古屋=味噌煮込みうどん」のありがちな発想に少し気を利かせたつもりでしたが、この後予想しなかった事件が起こります。

横から茶々

購入した「カレー煮込みうどん」を白いレジ袋に詰め、スーパーを出た酒井。
外には雪が盛大に舞っており、その中を酒井は自転車でCBCへ戻りました。

酒井「着いたらさ、着ていた青ツナギの身体の前面がびちゃびちゃ。後面は全乾き。『うわぁ、俺はこの格好で憧れの古館さんに会わなきゃいけないのか…』と思ったよ」

青ツナギが濡れたまま古館さんがいるスタジオに入り、生放送が終わったタイミングで挨拶に向かったそう。

ところが、そこに「酒井君、こないだ君のラジオ聴いたで!」と話しかけてきたのは石井亮次さん。

古舘さんに話しかけようとするたびに突っ込まれ、内心「石井アナは黙ることができないのか?」と憤った酒井ですが、「うるさい!」と言いたくなる気持ちを「石井アナに茶々を入れられた」と変換して抑えました。

何とか渡した差し入れにいただいたボケ

石井さんの妨害にめげず、レジ袋に入った差し入れを古館さんに渡した酒井。

ところが、受け取った古館さんは差し入れとはすぐ認識できなかった様子。
面食らったように「ビニール袋?ありがとうございます…」とひと言。

差し入れに「カレー煮込みうどん」を選んだ理由を熱心に説明したところ、古館さんは「じゃあ早速、帰りの新幹線でいただいちゃおうかな」と気を利かせたボケを言ってくれたとか。

古館さんにボケてもらった喜びもつかの間、「古館さん、何言うてますの」とツッコミを入れたのは石井さん。
売れっ子アナにリアクションを奪われてしまった酒井、ほろ苦い気分でこう振り返りました。

酒井「だからさ、俺は雪が降るといつもこの出来事を思い出して、キュンとした気持ちになるんだよ。同時に、先輩に対してビニール袋で差し入れを渡すなんて失礼なことは今後絶対にしちゃいけないな、っていう教訓も思い出すっていう」

雪を見るたびに複雑な思いになる酒井でした。
(葉月智世)
 
酒井直斗のラジノート
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2024年01月24日22時06分~抜粋

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