酒井直斗のラジノート

悲劇!酔っぱらい男性に自分の持ちネタを改変されたピン芸人

大みそかから正月にかけ、名古屋市内でカウントダウンイベントの司会をした名古屋のピン芸人・酒井直斗。

1月3日放送のCBCラジオ『酒井直斗のラジノート』では、酒井が仕事を終えて大須の実家に帰ってきたところで、謎の酔っぱらいと遭遇したことを報告しました。

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年越しは楽屋で

酒井「年越しは、知り合いのギタリストの人のイベントで司会をやって」

イベントは名古屋市昭和区の鶴舞近辺のライブハウスで開催されました。

カウントダウンイベントの醍醐味と言えば、まさにその名の通り「カウントダウン」にあります。まさに盛り上げ甲斐のある仕事のひとつです。

ところがこのイベントでは、ギタリストから「ジブリメドレーをやるので」と言われ、酒井は年越しの瞬間、楽屋で時計を見ながら寂しく過ごしたそうです。

雨のため自転車ではなく、徒歩で中区の大須へ帰ることにした酒井。
大須と言えば、名古屋市内でも屈指の繁華街・大須商店街と初詣スポットとしても多くの人が訪れる大須観音があります。

鶴舞から大須までは徒歩で20~30分、運動を兼ねて歩けばいいと思い大須に向かって歩いていると、大勢の人たちが繰り出しているのに遭遇しました。

ピッツァマンですよね?じゃない

大須商店街は、コロナ禍が明けて初の大みそかということもあって、大勢の人でごった返していました。

お店の前には屋台が多数出店し、あまりのテンションの高さに「全員がホットワインでも飲んで酔っているんじゃないか?」と思うほどの熱気。

仕事終わりで疲れ気味の酒井は、早く実家に辿り着こうと、その場を通り過ぎます。
そこで、20~30代くらいの男性が酒井を見て一言。

酒井「『すみません、ピッツァマンですよね?』って声掛けてきて。俺はピッツァマン?誰?って思ったんだけど。再度同じことを言ってくるのよ」

ひとつだけ心当たりがありました。
以前自分がやっていたネタの一つに、赤色の長そでシャツに帽子を横にかぶり、デリバリーピザの箱を持って「ピッツァ!」と叫ぶピザボーイというネタがあったとか。

一時期、事務所ライブでこのネタを披露したこともありましたが、もう何年もやっていません。
首をひねる酒井にその男性は「事務所ライブをやっていた場所で見た」と指摘。まさに自分のネタだと驚きます。

やったことないネタなのに

「ピッツァマンに会えて縁起がいい」と男性に言われて戸惑う酒井。
さらに男性から「あのチーズが伸びるネタ、いいっすよね!」と言われます。

酒井「俺はそんなネタをやったことはない。なんか違うな…と思ってたら『今年もピッツァマン楽しみにしてます!』って言われた。2024年、最初に声掛けられたのが酔っぱらいだった」

やってもいないネタで一方的に激励され、認知されていると言っていいのか、微妙な心境で実家に着いた酒井。

ところが、自宅ではすでに父と姉は酔っぱらって爆睡していました。
母にご飯を用意してもらって早々に寝ようと思ったところ、問題に気づきます。

酒井が結婚して実家を出て以来、寝る場所がないのです。
仕方なく、かなり昔使っていたベッドに布団をなんとか敷き詰め、ようやく横になることができた酒井。
しかし、大須観音の賑やかな様子が聞こえてきて、結局明け方まで寝付けなかったようです。

カウントダウンを楽屋で過ごし、帰りに酔っぱらいに絡まれ、実家で寝るのに苦労した微妙な年越しとなった酒井でした。
(葉月智世)
 
酒井直斗のラジノート
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2024年01月03日22時02分~抜粋

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