酒井直斗のラジノート

「銭湯ファンの集い」で冷や水を浴びるハメになったピン芸人の悲哀

12月9日、名古屋市中区のあいち銭湯資料館で、名古屋市周辺の銭湯経営者とファンの交流会『あいち銭湯ファンの集い』が開催されました。

12月13日放送のCBCラジオ『酒井直斗のラジノート』では、パーソナリティのピン芸人・酒井直斗が、このイベントに参加したものの、初対面の人から痛いひと言を浴びたことを報告します。

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勇気を出してファンミーティングに参加

『あいち銭湯ファンの集い』に参加した酒井ですが、自身の趣味も含めてファンミーティングには初めて足を運んだとのこと。

実はプライベートであまり他人としゃべりたくないという酒井ですが、銭湯・サウナ好きとして参加したくなり、勇気を出して応募しました。
ちなみに日ごろ酒井が銭湯に抱いているイメージは「近所の高齢者が日課のように来るもの」でした。

酒井「(SNSの)DMでね、参加希望を送るの。名前と住所、あとは当日聞きたいこととして『銭湯で最近落語会とかイベントもされていますが、今後やってみたいイベントはありますか?』って入力して応募した。参加費も無料でさ」

当日朝10時、会場のあいち銭湯資料館に集合。
イベントが催される3階に上がる階段には列ができており、上からはガヤガヤした声が。
酒井は「銭湯好きのおじいちゃん、おばあちゃんがいっぱいいるのか」と思って涙ぐんだそうです。

大好きな銭湯の店主が並ぶ光景に感激

受付にいたのは、酒井も好きな名古屋市西区の銭湯「白山温泉」の店主。銭湯の経営者直々の受付に「推しが受付をしてくれている!」と感激。

酒井「受付でもじもじしながら名乗ったら、聞こえなかったみたいで。再度名乗ったら抽選番号と、養生テープに名前書いたものを名札代わりに渡された」

胸に養生テープを貼り、会場を見渡すと、イメージより参加層の広く若いファンも多かったそうです。
もっと驚いたのは、後方に並んでいた銭湯経営者の面々。例えるなら、今年の侍JAPANのメンバー級と言っていいほどの人たちだったといいます。

ファンミーティングでは様々な話を聞けただけでなく、推しの銭湯オーナーと直接話せる時間もあるなど、たっぷりと交流できるようなタイムスケジュールでした。

初対面のギャルから出た想定外の質問

その中で、意外な出会いがあったという酒井。

先日、銭湯・サウナ好きの地元の友人が名古屋市西区の「八千代湯」でイベントを開催したのですが、酒井は都合で行けませんでした。

そのことを「八千代湯」の店主に話したところ、そのイベントを一緒に開催した人が来ているということで紹介してもらうことに。

ところが、紹介されたのはギラギラのネイルをした、ギャルと呼べる若い女性。
その女性も銭湯好きで、会社勤めの傍らでサウナハットを副業で作ったり、銭湯で番台のバイトをしたりしていると知ってさらに驚きます。

女性は、酒井の友人から「お笑い芸人として頑張っている同級生がいる」と聞いていて、酒井のことを知っていました。

友人が応援してくれていることを人づてに聞き、嬉しくなった酒井でしたが、ギャルから想像もしていなかった一言が飛んできました。

「ところでお兄さんさ、あんた芸人一本で食えてるの?」

先ほどまでのほっこりした雰囲気に、いきなり冷や水をぶっかけられる結果に…。サウナでいうところの「ととのった気分になった」と苦笑いする酒井でした。
(葉月智世)
 
酒井直斗のラジノート
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2023年12月13日22時02分~抜粋

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