酒井直斗のラジノート

名古屋おもてなし武将隊に下克上?ピン芸人が冷や汗かいた理由

名古屋を中心にピン芸人として活躍するだけでなく、イベントの司会やレポートなどの仕事も行っている酒井直斗。

11月22日、CBCラジオでパーソナリティを務める『酒井直斗のラジノート』では、結成14年を迎えた「名古屋おもてなし武将隊」とYouTube配信を行ったことを報告し、その現場での舞台裏を語りました。

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名古屋おもてなし武将隊と一緒に生配信

放送翌日の23日は、同局での『推シマシ』以外特に予定が入っていないと嘆く酒井。
「名古屋城に名古屋おもてなし武将隊の14周年イベントに行こうか」と言い出します。

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、前田利家、加藤清正、前田慶次の6武将と足軽4人(陣笠隊)の10人のメンバーによる名古屋おもてなし武将隊。
2009年11月の結成から14周年を迎え、記念イベントが23日に名古屋城で行われたのです。

実は酒井と名古屋おもてなし武将隊には、CBCラジオのオーディションでパーソナリティの座を得たという共通点がありました。

酒井「昨日、名古屋おもてなし武将隊のメンバー10人と俺で、YouTubeの生配信やったの。毎月やらせてもらってるんだけど」

同局でも『戦国音絵巻』のパーソナリティを担当していた名古屋おもてなし武将隊は、名古屋城で毎日武将たちが日替わりで名古屋城のおもてなしをしています。
全員揃う機会はめったにないそうで、21日のYouTube配信が久々に集まる機会になったそう。

酒井は芸人とは言え、実は人見知り。
この圧の強い集団を相手に、相当な気苦労をした模様です。

10人が次々にボケる

クセの強いメンバーで最もボケが強烈なのは、徳川家康。
酒井がデビューした当時を知る、数少ないメンバーでもあります。

酒井「『おはようございます』って俺が現場に入って、挨拶するでしょ?そしたら(徳川家康に)『お主、久しぶりじゃの!元気か?酒井殿は名古屋を捨てて埼玉の男になったのではなかったか?』って言われる(笑)」

2023年1月から、酒井が埼玉のFM局NACK5でレギュラー番組を持っていることをイジる家康。
とっさに「俺は名古屋がホームの男ですから!」と切り返すものの、家康に「俺、何か悪いこと言った?」という目で見つめられ、いたたまれなくなったそう。

この日は全メンバーが集まったため、当然これだけでは終わりません。
織田信長など他の武将や足軽たちが、家康の発した「名古屋を捨てて埼玉の男になった」発言を何度も引っ張り、さらにボケを重ねてきたのでした。

まだ配信前だというのに、このボケ発言に突っ込んでいるだけで、すっかり疲弊してしまった酒井。

誰も酒井の仕切りについてこない

何とかYouTube配信が始まり、司会としてその場を仕切り出した酒井に、さらなる苦難が襲い掛かります。

酒井「俺がカメラに向かって『こんばんは~!』って言うじゃん。普通なら10人みんなが各々挨拶をしてくれると思うでしょ?全員、超真顔で無言なの」

再度テンション高く挨拶を促すも、誰も応えてくれない気まずい間が続いて焦った酒井。

どうしようと思った瞬間、武将隊のリーダー・織田信長が「こんばんはじゃ」とつぶやき、一気に全員が挨拶するという展開になったのでした。

その後、武将たちと陣笠隊の面々10人がそれぞれ自己紹介をしていきますが、最後に自己紹介をした十吾(じゅうご)が「十四」と言ったように聞こえて首をかしげる酒井。

もう一度自己紹介をしてもらっても、やはり同じ。

混乱した酒井、台本をよく見ると「名古屋おもてなし武将隊が14周年のため、十吾が自己紹介で『十四』とボケる」と書かれていたことに気づきました。

武将隊の面々は、最初からボケるつもりだったので十吾の自己紹介に盛り上がりますが、ついて行けなくなった酒井の頭はパンク状態。

思わず「おい!何言ってるんだ」と武将たちに向かって叫んでしまい、後から苦笑するしかなかった酒井でした。
(葉月智世)
 
酒井直斗のラジノート
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2023年11月22日22時03分~抜粋

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