月曜日の『CBCラジオ #プラス!』では、旬の食材を取り上げています。
1月5日の放送では、名古屋市中央卸売市場セントライ青果北部市場本社の一橋さんが「ブロッコリー」について紹介しました。
年中とれるけど今が旬
ブロッコリーは、キャベツと同じアブラナ科の植物で、主につぼみの部分、いわゆる緑色の粒々した部分を食用としています。
細い茎まで美味しく食べられるスティックセニョールなどの茎ブロッコリーや、新芽を食べるブロッコリースプラウトも、同じブロッコリーの仲間です。
産地や品種をリレーすることで一年を通して流通していますが、本来の旬は11月頃から3月頃にかけてで、今の時期が最も美味しい季節だといいます。
生産量が最も多いのは北海道で、続いて埼玉県、香川県、長野県、愛知県が主な産地として挙げられます。
愛知県も一大産地で、冬から春にかけては県内産のブロッコリーが多く市場に出回るとのこと。
一方、夏場は気候の涼しい長野県や北海道のものが中心となり、季節ごとに産地が移り変わっていきます。
栄養満点!
栄養面でも、ブロッコリーは非常に優秀な野菜です。
免疫力の維持に欠かせないビタミンCの含有量は、野菜の中でもトップクラスを誇ります。
さらに、抗酸化作用に優れたベータカロテン、赤血球の形成を助ける葉酸、骨の健康を支えるビタミンKなど、さまざまなビタミンやミネラルをバランスよく含んでいることから、健康的な野菜として知られています。
また、アブラナ科特有の辛み成分であるイソチアシアネートも含まれており、抗がん作用や抗炎症作用が期待されている点も注目されています。
美味しい見分け方と保存方法
一橋さんは、美味しいブロッコリーの見分け方と保存方法についても解説しました。
選ぶ際は、全体の緑色が濃く、ドーム状の部分がこんもりとしていて、つぼみが小さく、ぎゅっと締まったものがおすすめだといいます。
茎や切り口に変色がなく、みずみずしさが感じられることも重要なポイントです。
ときどき紫色を帯びたブロッコリーを見かけることがありますが、これは寒さによってアントシアニンが生成されたためで、品質に問題はありません。
加熱すると色は消えてしまいますが、寒さにあたることで甘みが増している場合も多いそうです。
保存する際は、常温に置くとつぼみが黄色くなり、劣化が早まるため注意が必要です。
ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存し、できるだけ低温を保つことで鮮度が長持ちします。
野菜室よりも冷蔵庫での保存がおすすめで、凍る直前くらいまで冷やすとより長く保存できるとのことです。
食べきれない場合は、硬めに茹でて冷凍保存することも可能ですが、食感がやや柔らかくなる点には注意が必要です。
おすすめは天ぷら
一橋さんは、ブロッコリーを使ったおすすめレシピとして「ブロッコリーの天ぷら」を紹介しました。
作り方は一般的な天ぷらと同じです。
①ブロッコリーを1口大に切って洗ってしっかりと水分を取っておく。
②薄力粉もしくは市販の天ぷら粉に水を加えて衣を作る。水をやや多めにして、少し緩めの衣がおすすめ。
この時に衣に塩胡椒や粉チーズ、カレー粉などを加えて味をつけるのもあり。
③ブロッコリーを入れて衣を絡めて、170~180度目安の油で薄く色付く程度に揚げたら出来上がり。
ほっくりとした食感と、凝縮された甘みや旨みを楽しむことができます。
茹でるだけでは味わえない美味しさが引き立つブロッコリーの天ぷら。
旬を迎えた今だからこそ、いつもとは少し違う調理法でブロッコリーの魅力を味わってみてはいかがでしょうか?
(ランチョンマット先輩)
CBCラジオ #プラス!
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