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試合よりもアレに注目しちゃった!?「都市対抗野球」観戦してみた

現在、東京ドームで開催中の「都市対抗野球」。
『CBCラジオ #プラス!』のアシスタント・三浦優奈が、先日この大会を初めて観戦しました。
試合そのものよりも、彼女が注目したのは“企業ごとの応援スタイル”だったそうです。

9月3日の放送では、永岡歩アナウンサーを相手に、三浦が都市対抗野球の魅力をリポートしました。

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安い入場料!無料でも観れる!?

都市対抗野球は、毎年夏に行なわれる社会人野球の全国大会で、各地方の予選を勝ち抜いた32チームが出場します。
トーナメント形式で試合が進み、初開催は1927年と、プロ野球が誕生する前から続く歴史ある大会です。

「都市対抗」という名前ではありますが、実際には都市にある企業が都市を代表して戦うスタイル。
応援の熱量や団結力にも企業の特色が表れています。

バックネット裏という最も良い席でも入場料は約3,000円。
プロ野球の観戦チケットが1万円前後するのと比べると、かなりリーズナブルに感じられます。
しかし、三浦は「無料」で観戦できたそうです。

永岡「え…またコネか?」

三浦「違いますよ!『また』って言わないでください!(笑)」

都市対抗野球では企業ごとに「チーム券」が用意されており、応援グッズのタオルなどと共に、観戦当日の会場受付ブースで無料配布されているのです。
企業の関係者でなくても手に入るため、早めに並べば誰でも無料で試合を観ることができます。

企業ごとで異なる応援

三浦が観戦したのは、トヨタ自動車(豊田市)対JR東日本東北(仙台市)の一戦。

社会人野球からプロ入りを目指すドラフト候補の選手が出場する見応えある試合ですが、三浦が最も興味を持ったのは「企業ごとの応援スタイル」でした。
応援団のステージは客席内に設けられ、スモークが上がったり、太鼓やドラムが鳴り響いたりと、お祭りのような雰囲気。

特に印象的だったのはJR東日本東北の応援でした。
「出発進行!」の掛け声とともに応援が始まり、車掌や駅員、車内販売スタッフなど、鉄道にまつわる衣装の応援団が登場します。

さらには、仙台市ゆかりの伊達政宗の甲冑を身にまとったパフォーマーや、交通系ICカード「Suica」のペンギンキャラクターまで登場し、観客を楽しませていました。

三浦は「試合見てるより私、多分応援ステージを見てる時間の方が長い」と振り返ります。

他にもトヨタ自動車の応援では、プラカードが車の形だったり、チェッカーフラッグを使った演出があるなど、自動車メーカーらしい演出が満載。
YAMAHAの応援では、楽器メーカーならではの迫力ある演奏パフォーマンスも見どころとのことです。

助っ人制度も面白い

永岡も過去に一度観戦したことがあり、都市対抗の独自ルールについて触れました。

永岡「自分たちの選手だけじゃなくて助っ人呼べるんだよね。それでまたオーダー組めるっていうのが、ある種のドリームチーム的な感じで。
それぞれがチームを組んで日本一を目指すという…」

この“助っ人制度”もまた、都市対抗ならではの魅力です。

放送時点では1回戦が終了し、決勝戦は9月8日(月)に行なわれる予定です。
プロ野球とは一味違う、企業と都市が一体となって盛り上がる都市対抗野球。
企業応援というユニークな視点から観戦してみると、新たな楽しみ方が広がるかもしれません。
(ランチョンマット先輩)
 
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2025年09月03日08時33分~抜粋

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