木曜日の『CBCラジオ #プラス!』では、多治見スマートクリニック代表の福田誠先生が、スマートライフ生活や健康に役立つ情報を紹介しています。
3月27日の放送では、リスナーから届いた質問に答えました。
タイトな靴を履いてなくても外反母趾に!?
まず届いた質問がこちらです。
「私、ハイヒールなんて履いたこともないのに外反母趾です。なぜ幅の広い靴ばかり履いていて外反母趾になるんですか?」(Aさん)
外反母趾は特に先が細いハイヒールやタイトな靴を長時間履いているとなりやすいとされています。
しかし福田先生によると、ハイヒールを履いていなくても外反母趾になる場合もあるそうです。
というのも、もともと扁平足気味の足や、足の親指が長い人は、より外反母趾になりやすいといわれています。
まずは日頃から靴や歩き方を自分の足に合ったものにすることが大切です。
福田「足の幅の広い靴をとにかく選べればいいという考え方になってしまう方が見えますが、むしろ外反母子の進行をこれが早めてしまう場合もあったりするんですよ」
足のアーチを維持するような運動や足の形に合った靴選びをすることが大切です。
永岡「治療はありますか?」
福田先生曰く、足の周りにある靭帯や筋肉のバランスを適切に維持していくことが外反母趾の進行の予防になるといわれています。
例えば、床に落ちたタオルを手ではなく足の指でつまんで持ち上げるような運動も足裏の筋肉の強化になるとのこと。
また、インソールなど適切なグッズを使い、自分の足に合ったものを使って歩くことも重要です。
特に変形が強い患者は戻りづらいので、手術で矯正して足の形を戻すことも可能。
外反母趾の進行具合によって治療法は分かれるようです。
「私、ハイヒールなんて履いたこともないのに外反母趾です。なぜ幅の広い靴ばかり履いていて外反母趾になるんですか?」(Aさん)
外反母趾は特に先が細いハイヒールやタイトな靴を長時間履いているとなりやすいとされています。
しかし福田先生によると、ハイヒールを履いていなくても外反母趾になる場合もあるそうです。
というのも、もともと扁平足気味の足や、足の親指が長い人は、より外反母趾になりやすいといわれています。
まずは日頃から靴や歩き方を自分の足に合ったものにすることが大切です。
福田「足の幅の広い靴をとにかく選べればいいという考え方になってしまう方が見えますが、むしろ外反母子の進行をこれが早めてしまう場合もあったりするんですよ」
足のアーチを維持するような運動や足の形に合った靴選びをすることが大切です。
永岡「治療はありますか?」
福田先生曰く、足の周りにある靭帯や筋肉のバランスを適切に維持していくことが外反母趾の進行の予防になるといわれています。
例えば、床に落ちたタオルを手ではなく足の指でつまんで持ち上げるような運動も足裏の筋肉の強化になるとのこと。
また、インソールなど適切なグッズを使い、自分の足に合ったものを使って歩くことも重要です。
特に変形が強い患者は戻りづらいので、手術で矯正して足の形を戻すことも可能。
外反母趾の進行具合によって治療法は分かれるようです。
水が溜まる問題
続いては、溜まる水についてのおたよりです。
「私も還暦を過ぎてから膝が悪くなりまして、昨年末に左膝の激痛で歩けなくなり、嫁さんに病院に連れて行ってもらいました。
移動は病院の車椅子を借りなければならないほどで、レントゲン後『水が溜まっているから抜きましょう』となりまして、大きな注射器2本、40ccあまり抜いてもらったら、会計を済ませた頃には歩けるようになりました」(Bさん)
「このような患者は我々からするとほぼ1日にひとり見えます」と福田先生。よく起こる現象のようです。
膝の中には関節がスムーズに動くように潤滑油の役割をする関節液という液体があります。
変形性膝関節症などのように膝の中の軟骨や半月板がすり減ってきてしまうと、軟骨のすり減ったカスなどが膝に飛び、それに反応して関節液の量を調整する滑膜という組織から大量に水が出てしまい、水が溜まるそうです。
永岡「この水は、いわゆる水なんですか?」
福田「関節のグリス。液体ですね。オイルみたいなものが増えるってことですね」
ちなみにBさんが抜かれた水40ccは通常の8倍ほどの量。
膝の水が溜まってしまうと関節の中の水圧が上がるので、膝を深く曲げると痛みが出るなどの症状が出てきます。
一般的には20ccを超えてくると痛みが生じてくるようです。
永岡「水を抜いたらあっという間に歩けるようになるわけなんですか」
水を抜いて関節の中の圧を下げることで劇的に痛みは改善します。
さらに水を抜くと同時に痛み止めを関節に入れるため、より改善するということです。
永岡「抜くけど、また溜まっちゃうってことも」
福田「原因が解決しない限りはまた溜まるので、何度も何度も水を抜きに来る方が見えるんです」
自分は根本的に治療するべきか、専門医への相談が必要です。
「私も還暦を過ぎてから膝が悪くなりまして、昨年末に左膝の激痛で歩けなくなり、嫁さんに病院に連れて行ってもらいました。
移動は病院の車椅子を借りなければならないほどで、レントゲン後『水が溜まっているから抜きましょう』となりまして、大きな注射器2本、40ccあまり抜いてもらったら、会計を済ませた頃には歩けるようになりました」(Bさん)
「このような患者は我々からするとほぼ1日にひとり見えます」と福田先生。よく起こる現象のようです。
膝の中には関節がスムーズに動くように潤滑油の役割をする関節液という液体があります。
変形性膝関節症などのように膝の中の軟骨や半月板がすり減ってきてしまうと、軟骨のすり減ったカスなどが膝に飛び、それに反応して関節液の量を調整する滑膜という組織から大量に水が出てしまい、水が溜まるそうです。
永岡「この水は、いわゆる水なんですか?」
福田「関節のグリス。液体ですね。オイルみたいなものが増えるってことですね」
ちなみにBさんが抜かれた水40ccは通常の8倍ほどの量。
膝の水が溜まってしまうと関節の中の水圧が上がるので、膝を深く曲げると痛みが出るなどの症状が出てきます。
一般的には20ccを超えてくると痛みが生じてくるようです。
永岡「水を抜いたらあっという間に歩けるようになるわけなんですか」
水を抜いて関節の中の圧を下げることで劇的に痛みは改善します。
さらに水を抜くと同時に痛み止めを関節に入れるため、より改善するということです。
永岡「抜くけど、また溜まっちゃうってことも」
福田「原因が解決しない限りはまた溜まるので、何度も何度も水を抜きに来る方が見えるんです」
自分は根本的に治療するべきか、専門医への相談が必要です。
バキバキの関節音、放置していい?
最後はこんな不安が届きました。
「うちの嫁、45歳、身長160cm、体重65kgでぽっちゃり系です。20歳の頃から屈伸をするたびに膝あたりからバキバキと音がします。正直あまり気持ちいい音ではありません。
これは何かの予兆?放置してもいいのですか?それとも何か治療が必要なのでしょうか?」(Cさん)
関節の中にある半月板や靭帯が動く時に引っかかり、パキッと音が鳴る場合があります。
また膝には膝蓋骨といわれるお皿の骨があり、これが生まれつき不安定な場合、しゃがんだ時に音がパキッと鳴ることがあるそうです。
永岡「これ、ほっといていいんですか」
音だけの場合はそれほど心配ありませんが、音と同時に痛みを感じたり患部に熱を持って腫れている感じがする場合は、一度整形科専門医を受診した方がいいとのこと。
関節の音がする原因と、その音が日常生活に与える影響によって治療するかどうかが決まります。
膝の周りの筋肉が衰えている場合は、その部分の筋力強化やストレッチをすると良いそうです。
また減量すると膝の負担は劇的に改善するので、Cさんの場合はダイエットするのを福田先生はおすすめしました。
関節音が気になり始めたら、これを機にダイエットを始めてみても良いかもしれません。
(ランチョンマット先輩)
「うちの嫁、45歳、身長160cm、体重65kgでぽっちゃり系です。20歳の頃から屈伸をするたびに膝あたりからバキバキと音がします。正直あまり気持ちいい音ではありません。
これは何かの予兆?放置してもいいのですか?それとも何か治療が必要なのでしょうか?」(Cさん)
関節の中にある半月板や靭帯が動く時に引っかかり、パキッと音が鳴る場合があります。
また膝には膝蓋骨といわれるお皿の骨があり、これが生まれつき不安定な場合、しゃがんだ時に音がパキッと鳴ることがあるそうです。
永岡「これ、ほっといていいんですか」
音だけの場合はそれほど心配ありませんが、音と同時に痛みを感じたり患部に熱を持って腫れている感じがする場合は、一度整形科専門医を受診した方がいいとのこと。
関節の音がする原因と、その音が日常生活に与える影響によって治療するかどうかが決まります。
膝の周りの筋肉が衰えている場合は、その部分の筋力強化やストレッチをすると良いそうです。
また減量すると膝の負担は劇的に改善するので、Cさんの場合はダイエットするのを福田先生はおすすめしました。
関節音が気になり始めたら、これを機にダイエットを始めてみても良いかもしれません。
(ランチョンマット先輩)
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