『CBCラジオ #プラス!』の「日本全国にプラス!」では、現在全国に起こっている話題を取り上げます。
3月25日の放送で取り上げたのは、富山市八尾町の「八尾和紙」(やつおわし)です。
ここでは室町時代から続く八尾和紙という伝統的な手漉き和紙があります。
とても丈夫で、これを使って小銭入れとか、名刺入れなどに加工して販売されているそうです。
光山雄一朗アナウンサーが桂樹舎の社長 吉田泰樹さんに尋ねます。
場所と歴史
富山市南部の内陸部にある八尾町。ここで生まれた八尾和紙について尋ねる光山。
吉田社長「歴史が古く室町時代からありました。その時は国有地があり、そこで紙が使われていて、年貢として国に納められていました」
なぜ八尾で和紙が作られていたのでしょうか?
吉田社長「良質の楮(こうぞ)という和紙の原料の木が豊富にあったということ。八尾の大きなお寺がありますが、これが飛騨(岐阜県)の方から移ってきて、そのとき門徒さんも一緒に連れて来て、その中に紙を漉く人がいたのではないか、八尾で住まわれて紙を漉きはじめたと、私は思っています」
吉田社長「歴史が古く室町時代からありました。その時は国有地があり、そこで紙が使われていて、年貢として国に納められていました」
なぜ八尾で和紙が作られていたのでしょうか?
吉田社長「良質の楮(こうぞ)という和紙の原料の木が豊富にあったということ。八尾の大きなお寺がありますが、これが飛騨(岐阜県)の方から移ってきて、そのとき門徒さんも一緒に連れて来て、その中に紙を漉く人がいたのではないか、八尾で住まわれて紙を漉きはじめたと、私は思っています」
さまざまな商品
この八尾和紙にから小銭入れ、名刺入れなどの加工品が作られているそうです。吉田社長によれば、厚めに漉いて丈夫にして加工しているとか。他にも様々な商品が作られています。
吉田社長「いま作っているのが鯉のぼり、ノートのカバー、クッション、さまざまなものを作っています。鯉のぼりは撥水加工はしていますが、室内で飾る用です」
商品画像を見て「色がカラフルですね」と感想を漏らすアシスタントの山本衿奈。
吉田社長「柄は型染めで作っています。型紙を作って、紙の上に型紙を置いて、のりを型紙の上からなぞって紙にくっつけます。
のりがついたところは色が染まらない。ついてないところに色を付けていく。最後は水洗いしてのりをとります」
山本「肌触りはどんな感じですか?」
吉田社長「最初はざらっとした感じです。それが使っていくうちに手になじみ柔らかくなり、しっかりしていきます、革みたいな感じです」
吉田社長「いま作っているのが鯉のぼり、ノートのカバー、クッション、さまざまなものを作っています。鯉のぼりは撥水加工はしていますが、室内で飾る用です」
商品画像を見て「色がカラフルですね」と感想を漏らすアシスタントの山本衿奈。
吉田社長「柄は型染めで作っています。型紙を作って、紙の上に型紙を置いて、のりを型紙の上からなぞって紙にくっつけます。
のりがついたところは色が染まらない。ついてないところに色を付けていく。最後は水洗いしてのりをとります」
山本「肌触りはどんな感じですか?」
吉田社長「最初はざらっとした感じです。それが使っていくうちに手になじみ柔らかくなり、しっかりしていきます、革みたいな感じです」
型染めの技術
八尾和紙による工芸品はどのように生まれたのでしょう?
吉田社長「昔は障子紙、書く紙に使われていましたが、私の父が桂樹舎を創業し、いろいろな和紙を作っているうちに、芸術家の人との交流もありまして、その中で型染めで染めている先生がいて、その先生から技術を習い、八尾の和紙にそれを施すようになりました。
模様を染めることができるようになって、では、その模様をどう活用しようかということで、小物を作って使ってもらえればいいなと、型染で染めて、小物を作るようになりました」
吉田社長「昔は障子紙、書く紙に使われていましたが、私の父が桂樹舎を創業し、いろいろな和紙を作っているうちに、芸術家の人との交流もありまして、その中で型染めで染めている先生がいて、その先生から技術を習い、八尾の和紙にそれを施すようになりました。
模様を染めることができるようになって、では、その模様をどう活用しようかということで、小物を作って使ってもらえればいいなと、型染で染めて、小物を作るようになりました」
「八尾和紙」を引き継ぐ
お客さんからの反応はいかがですか?
吉田社長「模様染めでいろいろな色で染めますから、見た感じ『かわいい』『素敵』とか『綺麗ですね、手触りがいいですね』という声をよく聞きます」
現在八尾和紙を作っているのは、桂樹舎だけだとか。
吉田社長「淋しいけどそうです。大きな荷物を背負っているようなイメージです」
こうした商品は、桂樹舎のホームページで販売されている他、名古屋市内にも取り扱うお店hがあるそうです。
八尾和紙が長く続くように努める吉田社長でした。
(みず)
吉田社長「模様染めでいろいろな色で染めますから、見た感じ『かわいい』『素敵』とか『綺麗ですね、手触りがいいですね』という声をよく聞きます」
現在八尾和紙を作っているのは、桂樹舎だけだとか。
吉田社長「淋しいけどそうです。大きな荷物を背負っているようなイメージです」
こうした商品は、桂樹舎のホームページで販売されている他、名古屋市内にも取り扱うお店hがあるそうです。
八尾和紙が長く続くように努める吉田社長でした。
(みず)
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