本人に代わり、退職の意思を会社へ伝える『退職代行サービス』。
多くの企業で仕事始めとなった1月6日の依頼件数は250件ほどと、過去最多となりました。
「奇跡の9連休」と言われた長期休暇の後に、なぜ多くの人が退職代行を依頼したのでしょうか?
翌7日の『CBCラジオ #プラス!』で、CBCアナウンサー光山雄一朗、山本衿奈、つボイノリオがこの現象について話題にします。
なぜ?仕事始めの日が過去最多に「退職代行サービス」
様々な退職理由
退職代行とは、本人に代わり勤務先に退職の理由や意思を伝え、退職届の郵送、備品の返送などの調整を代行するサービスです。
転職・退職支援会社『アルバトロス』が管理している退職代行サービス『モームリ』を依頼する件数は、今まで1日あたりの最多が180件ほど。
しかし1月6日の仕事始めの日には250件ほどで過去最多となりました。
これまでもゴールデンウィークといった長期の休暇明けに依頼が増える傾向があったため、この日も普段より多い人数で仕事に当たっていましたが、過去最多の依頼件数だったということです。
『モームリ』がSNSで依頼者の退職理由を一部公開しましたが、そこには様々な理由が。
「職場で倒れて点滴を打った後に働かされた」
「社内で怪我をした時に、会社ではなく自宅で怪我をしたことにしろと隠蔽を指示された」
こういった退職理由などが挙げられており、これまで仕事を辞めたいと思ったことがないつボイも「これは辞めたくなるわね」と依頼者に寄り添います。
転職・退職支援会社『アルバトロス』が管理している退職代行サービス『モームリ』を依頼する件数は、今まで1日あたりの最多が180件ほど。
しかし1月6日の仕事始めの日には250件ほどで過去最多となりました。
これまでもゴールデンウィークといった長期の休暇明けに依頼が増える傾向があったため、この日も普段より多い人数で仕事に当たっていましたが、過去最多の依頼件数だったということです。
『モームリ』がSNSで依頼者の退職理由を一部公開しましたが、そこには様々な理由が。
「職場で倒れて点滴を打った後に働かされた」
「社内で怪我をした時に、会社ではなく自宅で怪我をしたことにしろと隠蔽を指示された」
こういった退職理由などが挙げられており、これまで仕事を辞めたいと思ったことがないつボイも「これは辞めたくなるわね」と依頼者に寄り添います。
代行したい理由は?
一方で「なぜ頼まないかんのやろ」と、わざわざ退職手続きを代行する理由が気になったつボイ。
光山「会社に行って自分で『辞めます』っていう行動を取るのももう難しいぐらい、もう気持ち的にも、結構やられている部分とかもね」
山本「『やめたい』て言っても『いや、なんでだ』みたいな、ちょっと引き止められる。それがちょっと過度になって…もありますから」
職場にも行きたくない、または職場の人にも会いたくないほど精神的に思いやられた人にとっては、このような代行サービスを利用したくなるようです。
しかしSNSに公開された退職理由の中には、依頼者自体に非があるような案件も中にはあったんだとか。
光山「会社に行って自分で『辞めます』っていう行動を取るのももう難しいぐらい、もう気持ち的にも、結構やられている部分とかもね」
山本「『やめたい』て言っても『いや、なんでだ』みたいな、ちょっと引き止められる。それがちょっと過度になって…もありますから」
職場にも行きたくない、または職場の人にも会いたくないほど精神的に思いやられた人にとっては、このような代行サービスを利用したくなるようです。
しかしSNSに公開された退職理由の中には、依頼者自体に非があるような案件も中にはあったんだとか。
なぜ1月6日が過去最多に?
退職代行サービスを運営する代表によると、1月6日の依頼が最多だったことに関し、一番印象的なのは精神的な不調が多く挙げられたことだそうです。
企業としては年末年始、今までの疲れを取ってほしい思いで長い9連休を設けていたところもありますが、労働者としてはその疲れが取れず、職場の環境や人間関係を思い返してしまい、休みの時に余計出勤がつらくなる人が非常に多いという印象だったとか。
長すぎた休みがかえって出社を困難にさせたかもしれません。
つボイ「夏休み明けの2学期って、なんか学校行きたくなくなりますよね」
『モームリ』の担当者は、「労働環境などに困っている方にとっては最後の砦のように使ってもらいたい」と話しています。
会社はより働きやすい環境を目指し、労働者もすぐ辞めるのではなく退職代行をお守りにして仕事に向き合って欲しいところです。
(ランチョンマット先輩)
企業としては年末年始、今までの疲れを取ってほしい思いで長い9連休を設けていたところもありますが、労働者としてはその疲れが取れず、職場の環境や人間関係を思い返してしまい、休みの時に余計出勤がつらくなる人が非常に多いという印象だったとか。
長すぎた休みがかえって出社を困難にさせたかもしれません。
つボイ「夏休み明けの2学期って、なんか学校行きたくなくなりますよね」
『モームリ』の担当者は、「労働環境などに困っている方にとっては最後の砦のように使ってもらいたい」と話しています。
会社はより働きやすい環境を目指し、労働者もすぐ辞めるのではなく退職代行をお守りにして仕事に向き合って欲しいところです。
(ランチョンマット先輩)
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