品薄状態で家庭を悩ませている米。
農林水産省によると、新米が入ってくるためこの品薄状態は終わるとのことですが、ウクライナ情勢や米不足によって新米の価格が数割ほど上がってしまう可能性もあります。
そんな中、カリフォルニア産の「カルローズ」という米が注目されています。
9月3日放送の「CBCラジオ #プラス!」では、山本衿奈がスタジオにカルローズを持参して紹介しました。
CBCアナウンサー光山雄一朗が実食。お味のほどはいかに?
日本の米と見た目に違いは?
アメリカ産米であるカルローズはカリフォルニアで開発、栽培されていますが、国産米であるコシヒカリやあきたこまちなどと同じ系統のジャポニカ米という品種。
そのため、日本人の口にも馴染む味わいが特徴でもあり利点とも言えます。
山本が実際に、カルローズを炊いてスタジオに持ってきました。
光山「見た目ですか。粒が1粒1粒ちょっと大きいのかなぐらいですけど。でも、そんな大きな違いは感じないです」
山本が持ってきた愛知県産の『あいちのかおり』と比較してみると、「カルローズの方がやや長いくらいかも。違いは大きく感じないです」と、見た目は日本の米と変わらない印象のようです。
肝心のお味は?
それでは実食です。
光山「まずもって美味しいですよ。お米の甘みもありますが、1つ違いを感じたのは、 粒感が結構あるなっていう」
粒が大きいカルローズには粒感があり、少しもちっとしているのが特徴です。
また、ベタつきにくくさっぱりしているため、冷めても美味しく食べられます。そのためお弁当との相性が良く、料理ではピラフ、チャーハン、カレーに合うお米です。
山本が実際にチャーハンを自宅で作ってみたところ、いつもよりパラパラに作れたとカルローズの特性を実感しました。
アメリカ産と言えども、見た目も味も国産米とほぼ変わらず美味しく食べられるようです。
値段は割安?割高?
見た目も味も国産米との違いはほぼありませんが、値段はどうでしょうか?
山本が訪れたスーパーで販売されていたカルローズは、10kgで3,980円。1kg当たり約400円です。
一方、国産のブレンド米は5kg2,800円で1kgあたり560円。
つまり、カルロースの方が3割ほどお値打ちで手に入れることができます。
山本「価格の面からもね、挑戦しやすいのかな」
シャッフルして食べてもわからない⁉︎
山本によると、実は数年前から丼物やチャーハンに国産のお米と混ぜてカルローズを提供してる飲食チェーン店があったそうです。
光山「さっき渡されたカルローズと愛知県産のお米をシャッフルしてるんですけど、もうどっちがどっちかわからない」
私たちも知らないうちに食べているのかもしれません。
現在の品薄状態は終わりを見せていくため焦ってお米を買い溜めする必要はありませんが、一度お値打ちに食べられるカルローズを試してみてはいかがでしょうか?
(ランチョンマット先輩)
CBCラジオ #プラス!
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2024年09月03日08時31分~抜粋