木曜日の「CBCラジオ #プラス!」では、多治見スマートクリニック整形外科専門医の福田誠先生がいつまでも元気に歩くための情報を紹介しています。
8月22日の放送でのテーマは「骨粗しょう症」について。
寝たきりの原因になる大腿骨頚部骨折にはこの骨粗しょう症の予防が大切になっていきます。
今回は骨粗しょう症になる主な原因3つを解説しました。
骨粗しょう症になりやすいのは女性!その理由は?
骨粗しょう症になる原因
骨粗しょう症の原因は様々ありますが、主に3つの原因を紹介づる福田先生。
1つ目は栄養不足です。
骨粗しょう症の予防に大事なカルシウムとビタミンBが日本人は不足気味なんだとか。
2つ目は、重力に逆らって生活ができない環境にいること。
例えば寝たきりや車椅子の生活になってしまうと重力に逆らって生活ができなくなり、骨粗しょう症が急激に進むと言われています。
また宇宙飛行士が無重力空間に長く滞在した場合、骨が一気に弱ってしまっているそうです。
最後の3つ目は骨粗しょう症の一番の原因と言われています。
それはズバリ「女性であること」。
この3つ目の原因について福田先生が詳しく解説しました。
1つ目は栄養不足です。
骨粗しょう症の予防に大事なカルシウムとビタミンBが日本人は不足気味なんだとか。
2つ目は、重力に逆らって生活ができない環境にいること。
例えば寝たきりや車椅子の生活になってしまうと重力に逆らって生活ができなくなり、骨粗しょう症が急激に進むと言われています。
また宇宙飛行士が無重力空間に長く滞在した場合、骨が一気に弱ってしまっているそうです。
最後の3つ目は骨粗しょう症の一番の原因と言われています。
それはズバリ「女性であること」。
この3つ目の原因について福田先生が詳しく解説しました。
なぜ女性に多い?
身体には骨を作る係の細胞「骨芽細胞」と、骨を壊す係の細胞「破骨細胞」が存在します。
髪の毛が自然に抜けて生えてくるように、骨も常に骨芽細胞が作り、破骨細胞が壊すを繰り返し新陳代謝を起こしているため、骨を維持することができています。
骨粗しょう症は50歳以降に起こりやすい病気ですが、その頃の女性の多くは閉経を迎える時期です。
閉経するとエストロゲンという女性ホルモンが大幅に減少しますが、破骨細胞の働きを調整するためには、この女性ホルモンがとても重要な役割を果たしています。
女性ホルモンによって破骨細胞が抑えられている状態ですが、閉経によって女性ホルモンの数値が下がると抑える力が弱くなるため、これまで押さえてきた破骨細胞が一気に元気になり、骨芽細胞よりもパワフルに骨を壊してしまい、骨が減っていってしまうということです。
女性ホルモンの減少が理由で女性の方が起こりやすいのは大腿骨頚部骨折だけではありません。
転んで手をついた時に骨折してしまう手関節の骨折、背中の骨が知らない間に折れて背が縮んでしまう腰の圧迫骨折は、男性に比べて女性の方が4倍も多く発生しています。
女性は閉経を迎える際に、栄養を摂ったり転ばないようより意識することが必要になってきそうです。
(ランチョンマット先輩)
髪の毛が自然に抜けて生えてくるように、骨も常に骨芽細胞が作り、破骨細胞が壊すを繰り返し新陳代謝を起こしているため、骨を維持することができています。
骨粗しょう症は50歳以降に起こりやすい病気ですが、その頃の女性の多くは閉経を迎える時期です。
閉経するとエストロゲンという女性ホルモンが大幅に減少しますが、破骨細胞の働きを調整するためには、この女性ホルモンがとても重要な役割を果たしています。
女性ホルモンによって破骨細胞が抑えられている状態ですが、閉経によって女性ホルモンの数値が下がると抑える力が弱くなるため、これまで押さえてきた破骨細胞が一気に元気になり、骨芽細胞よりもパワフルに骨を壊してしまい、骨が減っていってしまうということです。
女性ホルモンの減少が理由で女性の方が起こりやすいのは大腿骨頚部骨折だけではありません。
転んで手をついた時に骨折してしまう手関節の骨折、背中の骨が知らない間に折れて背が縮んでしまう腰の圧迫骨折は、男性に比べて女性の方が4倍も多く発生しています。
女性は閉経を迎える際に、栄養を摂ったり転ばないようより意識することが必要になってきそうです。
(ランチョンマット先輩)
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