毎週木曜日の『CBCラジオ #プラス!』では、多治見スマートクリニック整形外科専門医福田誠先生が様々なテーマから膝の健康について紹介します。
5月16日放送のテーマは、骨と骨の間の隙間を埋める「半月板」。その損傷と治療について解説しました。
専門医が解説。膝のクッション「半月板」の損傷と治療
半月板が損傷すると?
半月板とは膝の軟骨同士の間にあり、動きをサポートする働きがあります。
名前の通り三日月のような形をしており、福田先生によるとお風呂のドア下にあるゴムパッキンや軟骨の細い筋などにそっくりだそうです。
軟骨同士がぶつかるとすり減るため、なるべく接触しないようクッション的な働きをし、関節にかかる負担を軽減する役割を果たしています。
この半月板が損傷すると、膝の動きがスムーズではなくなります。
症状としては、引っかかるような感覚や、腫れ、痛みなどです。
特に膝の曲げ伸ばし。
一度曲げてから伸ばそうとする時にパキッとした音がし、痛みを感じます。
さらにひどい症状の方は、曲げた時にロックがかかったように伸ばせなくなるんだとか。
膝に力が入らない、歩けないといった悩みでクリニックに訪れる方が多いということです。
名前の通り三日月のような形をしており、福田先生によるとお風呂のドア下にあるゴムパッキンや軟骨の細い筋などにそっくりだそうです。
軟骨同士がぶつかるとすり減るため、なるべく接触しないようクッション的な働きをし、関節にかかる負担を軽減する役割を果たしています。
この半月板が損傷すると、膝の動きがスムーズではなくなります。
症状としては、引っかかるような感覚や、腫れ、痛みなどです。
特に膝の曲げ伸ばし。
一度曲げてから伸ばそうとする時にパキッとした音がし、痛みを感じます。
さらにひどい症状の方は、曲げた時にロックがかかったように伸ばせなくなるんだとか。
膝に力が入らない、歩けないといった悩みでクリニックに訪れる方が多いということです。
損傷の原因と検査方法は?
若い方の場合、半月板損傷の原因は主にスポーツです。
バスケットボールのピポットのような突然の方向転換や、着地からのダッシュなどの、普段の生活ではしないような動きの時に損傷するケースが多いとのこと。
また、日常生活でも外的要因から痛める方もいます。
高齢になるにつれるとクッション性が衰えるため、なんてことはない日常生活でも半月板を痛めることがあるということです。
半月板の状態を調べるには、まず、専門医が膝を動かしながら引っかかりの症状をみます。
そこからより精密な検査をする手段はMRIの調査です。
脳に使われるように、MRIは柔らかいものを評価するのに優良。
膝を動かしながら半月板の様子を見ます。
中には関節鏡を使い、膝に小さな穴を開けてカメラを中に入れて行う方法もあるということです。
福田「ほとんど手術ですね」
この検査はどうしても治らない場合に行うことがあるということです。
バスケットボールのピポットのような突然の方向転換や、着地からのダッシュなどの、普段の生活ではしないような動きの時に損傷するケースが多いとのこと。
また、日常生活でも外的要因から痛める方もいます。
高齢になるにつれるとクッション性が衰えるため、なんてことはない日常生活でも半月板を痛めることがあるということです。
半月板の状態を調べるには、まず、専門医が膝を動かしながら引っかかりの症状をみます。
そこからより精密な検査をする手段はMRIの調査です。
脳に使われるように、MRIは柔らかいものを評価するのに優良。
膝を動かしながら半月板の様子を見ます。
中には関節鏡を使い、膝に小さな穴を開けてカメラを中に入れて行う方法もあるということです。
福田「ほとんど手術ですね」
この検査はどうしても治らない場合に行うことがあるということです。
治療方法は?
半月板に損傷があった場合、どのように治療してくのでしょうか?
患者の年齢、活動レベル、損傷場所にもよりますが、基本的な治療は応急処置的なもの。
半月板を損傷すると膝は腫れたり熱を持つので、運動やスポーツを休み、膝を冷やしたりサポーターなどで圧迫したり、膝を上げたりなどを行います。
それでも改善しない場合、リハビリや手術が必要です。
関節鏡を入れて掃除をしたり、小さな糸で縫い合わせます。
また、PRP療法という再生医療も。
自分の血液を使って治すエキスを作り膝に打つことで、大きな手術をせずに自分で修復する研究もいくつか出ています。
「そういった方法も一つの手になる」と福田先生。
痛みの自覚症状が出るまで検査を我慢する必要はありません。
歩いて疲れるようになった、前はこんなことなかったのに、張っている感じがある…など、違和感を抱いたら気軽に検査を受けることができます。
歩くことが困難になる前に医師に診てもらって下さいね。
(ランチョンマット先輩)
患者の年齢、活動レベル、損傷場所にもよりますが、基本的な治療は応急処置的なもの。
半月板を損傷すると膝は腫れたり熱を持つので、運動やスポーツを休み、膝を冷やしたりサポーターなどで圧迫したり、膝を上げたりなどを行います。
それでも改善しない場合、リハビリや手術が必要です。
関節鏡を入れて掃除をしたり、小さな糸で縫い合わせます。
また、PRP療法という再生医療も。
自分の血液を使って治すエキスを作り膝に打つことで、大きな手術をせずに自分で修復する研究もいくつか出ています。
「そういった方法も一つの手になる」と福田先生。
痛みの自覚症状が出るまで検査を我慢する必要はありません。
歩いて疲れるようになった、前はこんなことなかったのに、張っている感じがある…など、違和感を抱いたら気軽に検査を受けることができます。
歩くことが困難になる前に医師に診てもらって下さいね。
(ランチョンマット先輩)
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