CBCラジオ #プラス!

「社長を呼んで!」から数分でご本人登場!秋田内陸縦貫鉄道のユニークな取組み

「社長を呼んで!」。日常でこんなシチュエーションはなかなかありません。
しかし、秋田県のとある駅では、気軽に社長を呼び出すことができるそうです。

4月15日放送の『CBCラジオ #プラス!』、今、全国に起こっている話題を届ける「日本全国にプラス」のコーナーでは、秋田内陸縦貫鉄道株式会社の吉田裕幸社長にこの「社長呼び出し」について伺いました。

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社長が小走りでやってくる

「社長を呼び出して直接話せる」というこのユニークな取り組み。

「お客様との関係性を今一歩深くしていきたい」「秋田内陸縦貫鉄道のファンを増やしたい」という思いから生まれた試みだといいます。

きっかけとなったのは、北海道の水族館が設置している「館長が出てくるボタン」。
この取り組みをSNSで見つけた社員が「社長やりませんか?」と提案し、実現に至ったそうです。

吉田社長を呼び出すことができるのは、秋田内陸縦貫鉄道「阿仁合(あにあい)駅」の観光窓口。

そこで「社長を呼んで」と希望すると、近くの本社にいる吉田社長が小走りをして、3~4分で駅にやってくるというシステムのようです。

ガイドブックに載らない場所

これまでに社長を呼び出した人は、鉄道会社の社長に興味がある人や、鉄道好き、旅好きの人が多かったそう。

ガイドブックに載っていない穴場スポットを紹介することもあるのだとか。

吉田社長のおすすめは、超高齢化が進む現代社会の救世主として知られる「ぼけ防止観音」、または「人生つまずいてもいいんだよ」というメッセージがこめられた「つまずき観音」だそうです。

地元の人しか知らない情報をゲットできるのも、吉田社長を呼び出すメリットのひとつかもしれません。

社長は鉄分が濃くない?

鉄道ファンの方からは、車両やダイヤについて質問をされることも。
ただ吉田社長は「鉄分が濃くない」ため、詳しく答えられないこともあるのだとか。

秋田内陸縦貫鉄道の車両は11両のみ。3両は地元の文化をあしらった「観光列車」。残りの一般車両はそれぞれ色が異なる「レインボーカラー」。うち1両がオリジナルの車両だそうです。

観光列車は、マタギの古民家をデザインした「秋田マタギ号」と、世界遺産に登録された縄文遺跡を模した「秋田縄文号」があるといいます。

吉田社長「鉄道ファンのみならず、全国を旅してる方の目的地になったりしていて、とてもありがたいなと思っています」

応援社員制度で部長になれる!

秋田内陸縦貫鉄道のファンづくりのひとつとして、有料登録で社員になれる「応援社員制度」があります。

昨年の夏からスタートして、現在は全国に約200人の応援社員がいるそうです。

階級は全部で3つあり、一般社員は登録料1,000円、課長は3,000円、部長級は5,000円。実際は部長を選ばれる方が多いのだそう。

吉田社長「日本の里山を走るローカル線に乗って、ゆっくり流れる時間と7つの季節を感じながら、土地の食を楽しみにお越しいただきたいなというふうに思います」

冬と「厳冬」、夏と「盛夏」など、季節を2つに分ける「7つの季節」が、この地域の売りだといいます。

秋田内陸縦貫鉄道は、「社長呼び出し」も含め魅力満載の鉄道です。
(minto)
 
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2024年04月15日07時40分~抜粋

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