CBCラジオ #プラス!

CB山内彩加アナ、いきものがかり「気まぐれロマンティック」を解説

金曜日は山内彩加アナウンサーと竹地祐治アナウンサーが担当する『CBCラジオ #プラス!』。
ライブ参戦とカラオケが趣味なほど音楽が大好きな山内アナが、独断で音楽を紐解いていきます。

今回は2008年に12枚目のシングルとしてリリースされた、いきものがかり「気まぐれロマンティック」の3つのポイントを、山内独自の目線で分析しました。

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サビの頭の文字が母音

「気まぐれロマンティック」のサビは「ダーリンダーリン」。
「ありがとう」のサビは「ありがとう」。
「ブルーバード」のサビは「羽ばたいたら」。
「歩いていこう」は「歩いていこう」。

このように、いきものがかりの楽曲には母音、あ行で始まるサビが数多くあります。

いきものがかりは路上ライブなどで声を張って歌うチームだったからこそ、作詞作曲の水野良樹さんは様々な人に音を届けるためには「語頭が大事」と思い立ちました。
それから口を大きく開けるような音で作っているということです。

「音が遠くまで届くように番組のタイトルでも母音で始めた方が良い」という発想もあるという竹地。
それを聞いた山内は自身の番組名に不安を抱きます。

山内「どうしよう、プラスだ…。パラスにしますか」

竹地「朝方、何か突いてそうで嫌ですけどねぇ」

山内「カラスですね、ほぼ(笑)」

ビブラートをあえてしない

喉を揺らして、声に捻りを加るビブラートという技法。
ボーカルの吉岡聖恵さんはもちろん使うことができますが、この曲ではあえてしていません。

山内はこの理由を「キュートな乙女心やまっすぐ相手を思う気持ちを表現したいからではないか」と分析しました。

竹地「純真無垢な若さっていうところを押し出したいということですね」

裏声はあえて出している

喉を触っても震えていない状態で歌う裏声。
高音になればなるほど裏声を使う人が多くなります。

山内によると、吉岡さんはドレミファソラシドのさらにその上のドレミファ程度の音までも地声で出せるといいます。
しかし「気まぐれロマンティック」では、地声で歌えるところを裏声で歌っている箇所が。

それがサビの「心の扉を壊してよ」。

なぜあえて裏声で歌うのでしょうか?

「恋愛をするとですね、女性は全てをさらけ出せません最初は。ちょっと猫を被るところもあります」と予想する山内。

竹地「ずるいんだね」

山内「そのずるさを裏声で出しているんじゃないかなと」

山内は実際に裏声の部分を地声で歌い、怖いと感じるほどの圧が生まれることを実証しました。

竹地「裏声で歌うと『私ってそんなに強くないんです』って言ってるような感じですね」

自分の言いたいことを竹地が見事言い当て、気分が良くなる山内でした。
(ランチョンマット先輩)
 
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2024年04月05日08時23分~抜粋

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